WR250Rで北海道XC第1戦に参戦!

整備・改造・オプション

< 北海道クロスカントリーシリーズ全7戦! >

いよいよ始まる北海道クロスカントリーシリーズ全7戦。
このレースは昨年までの夕張XC戦やTSE戦、札幌エンデューロ戦を一括りにしてMFJの主催により新たにシリーズ戦として開催することになったもの。
クラス分けはSA(スーパーA)、A(上級者)、B(中級者)、F(ファン)、L(レディース)、C(国産市販車)の6クラス。
全クラスとも指定ゼッケン制で全7戦中のうち4戦が有効ポイントとなり年間の順位が決定する。
その第1戦目が先の4月19日(日)に千歳の北海道オフロードパーク(HOP)で開催された。

<悩んだあげくCクラスでシリーズ参戦! >

参戦は当初Bクラスを考えてはみたものの自分の年齢や体力、スキルのことを考えると周回数やコースの設定難度の面においてはかなりの負担が・・・たまたまXCシリーズにCクラス(国内市販車クラス)が設定されたことを知りこれが参加の決め手となった。

< 参加受理書の到着! >

XC第1戦に参加申込みをして待つこと1週間。
参加受理書が到着し今年の自分の新しいゼッケンは”271番”になった。
興味津々でエントリーリストを見たら今回このクラスに参加するのは自分一人だけで若干拍子抜けした。

< レース当日! >

時は流れていよいよ今日はレースの日。
朝6時半には千歳のHOPに向かったが会場には既にかなりのトランポが駐車していた。

 

早々と受付を済ませて駐車場に向かったら既に仲間のモリリンやツー、お師匠さんたちが到着しており場所を確保してくれていた。うれし~ぃ感謝感謝(*^_^*)/

 

早速、レースのための準備が始まった。
WR250Rにガソリンを入れて空気圧をチェックし、キャメルバックにポカリを入れてゴーグルの曇り止め等の処理をした。

8時半になり車検を始めるアナウンスがあったので、我先にと車両を持ち込んで車検とヘルメットのチェックを受けた。

審査員からは”ホ~ 綺麗にしているね・・・”と言われて嬉しかったけど、実はおろしたばかりの新車なんですとまでは言えなかった(^_^;)

車検後ややしばらくして開会式とライダーズミーティングが開かれ、レースの詳しい説明があった。

レースは1周12キロのコースを2時間で何周できるかという”ヘアスクランブル”とMXコースを3周して順位を競う”ファイナルクロス”の二本立て。
スタートは一斉スタート方式でF+L+Cクラスは一番後にスタートするとのことだった。

< いよいよレース開始! >

緊張の中でいよいよヘアスクランブルのスタート時間になった。
まずはSA+Aクラスが一斉にスタートし次にBクラスがスタートした。

 

モリリンやツー、お師匠さんも好スタートを切ったようで先頭集団の一塊の中で競い合っていた。

いよいよ自分たちのスタートだ。横一列に並ばされ、係員の旗の合図とともにエンジンを掛け一斉スタートした。

浜で練習していたせいかフカフカサンドのモトクロスコースはそれほど気にならなかった。

その後林道に入った。路面は轍もなく乾いているのでかなりのスピードを出せそうだ。

しばらく走ってウッズに突入。狭いながらも木の根っこに注意しながら何とか抜けてその後またフカフカなサンドを走った。

次のウッズは平坦ながらもかなりクネクネしていた。
ミーティングではどこを走っても良いといってたけど、皆の走ったコースを外れたらそれこそ大変。倒木があったり穴があったり木が密集して行き止まりだったりとてもじゃないけど走れたもんじゃない。
それでなくてもちょっとバランスを崩しただけで体やハンドガードが木に当たり、その反動でハンドルが取られてよからぬ方向にマシンが進んでしまうこと度々。
クラッチを繋ぎっぱなしだとトルクがあってマシンを抑えきれないし、半クラを使うとやたら指が疲れる。このウッズですっかり握力が無くなってしまった。
まだ1周目の中盤なのにこんなことで完走できるのだろうかという不安が頭を過ぎる。
大変な一日だって思っていたら木の根っこにリアタイヤを取られてツルンと転けてしまった。
あららこれ新車なのに・・・って考えても仕方のないことを気にしながら、本来なら重たくて大変なはずのWR250Rを自らのアドレナリンの分泌で一気に起こしていた。

< フカフカサンドの逆S字カーブ! >

林道やウッズに出たり入ったりしながらようやく本コースの近くに戻ってきた。

ここにはイヤらしいバンクの付いたフカフカサンドの逆S字カーブがある。
谷側にマシンを倒したらマシンを起こすのに体力を消耗するので絶対転けられない。
一気に駆け抜けるつもりが甘かった。右に転んで120度の角度でマシンを起こす羽目となった(^_^;)

< 恐怖の丸太とタイヤ越え! >

そのあとまたフカフカサンドのフープスを抜けてようやく本コースに戻ってきた。

今度は恐怖の丸太越えとタイヤ越えがあった。

 

何かイヤ~な感じがしたけど行くしかない。
頭の中では立ち乗りしながら格好良く超えていく自分の姿をイメージし”これは絶対行ける”。そう考えながら1本目を超えて2本目を超えて3本目を超えて、いよいよ次は数本束ねた丸太越えを・・・と思って突っ込んだら、バランスを崩して一瞬のうちに撃沈してしまった。

 

  いゃ~ぁ・・・みんなが見てる・・・格好悪い・・・恥ずかしい・・・(^_^;)
しかも超えてから転べば良かったのに、バイクは丸太の手前に横たわっていた。
>
    あちゃ~ぁ・・・またやるの???(^_^;)・・・・ぃゃ・・だぁ・・・(>_<)!
考えても仕方がないので、アドレナリンの力でマシンを起こし、運を天に任せてアクセルを一気に捻って突っ込んだ。
何とか超えられたけど今度は前輪から落ちて前つんのめりになり再び転倒しそうな感じに・・・(>_<)
危なげながらもグッと堪えて何とかクリア・・・良かった・・・と喜んでいたら、すぐ目の前にはさらに大きなタイヤ越えが・・・???。

 

ここもエイ・ヤァ・・・っと突っ込んだら何とか乗り越えることが出来た。
これでようやく1周だ。
あとはこれを繰り返すだけだったけど、無我夢中だったのでどこでどう走っていたかは詳しく覚えていない。

何周走ったかも分からなくなって、ふと時計を見たら既に12時を回っていた。
もうそろそろと思ってふとゴールの方をみたら、これで終わりだというようにレースの担当者が大きく旗を振っていた。
あぁ・・・これでやっと終わるんだなぁ・・・とホッとしながら無事にゴールインすることができた。

< ファイナルクロス! >

時間にして1時間を過ぎた頃”ファイナルクロス”が始まった。
今度は自分たちF+L+Cクラスからの一斉スタートだ。
まずはコースを覚えるためにマーシャルの後について1周し、その後1列に並べさせられてスタートを待った。今度はエンジン始動状態でのスタートだ。

 

係員の旗が降られて皆一斉にスタートした。

 

自分は無理せず走ろうと思っていたら、何とか3番手でスタートすることが出来た。

 

これ幸いと精一杯のペースで走ったがCRF150RのAYAさんがメッチャ速い。

AYAさんが途中のカーブでまごついているうちに自分が2番手でゴールインした。

AYAさんの熱い走りはモトバレの動画 ↓ をご覧ください(*^_^*)/
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< レースの反省! >

自分なりには一生懸命走ったつもりだけど、結果はヘアスクランブルで2時間12分かけて6周しか回れなかった。ファンクラスのトップの方は同じ時間で7周回っている。
体力的には何とかなるも明らかにスキル不足を感じたレースだった。
上手い人達は狭いウッズの中でも一定の速度でスイスイ進んでいく。自分はバランスの取り方が悪く速度も遅いので路面の凸凹をモロに拾って余計乗りづらくしているように思える。
スピードを乗せながら走る方が楽だということが分かってきた。後はバランスか???

ファイナルクロスではジャンプを飛べなかった。このへんはこれから始まるガルル戦で練習しなければ・・・と次の目標が出来た(*^_^*)/

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