電線と電線管とケーブルのはなし
頑張るぞ!!と気合を入れてみたのは良いものの、参考書を開いて最初のところで躓いた。
普段目にするコンセントや電灯の写真などを見ながら、こんな感じならある程度覚えられるかな?と思っていたけど、ページが進むにつれてだんだん理解しがたくなってきた。
「配線図記号」のところに出てくる電線管と、そのあとの「材料」のところで出てくる「絶縁電線とケーブルの種類」のところで頭の中がゴッチャになってきてしまった。
電線管の違いって?
電線管は見た目では何がどう違うのかよくわからない。
参考書には「波付硬質合成樹脂管(FEP)が良く試験に出てくる」と書いてあるけど、写真で形を見たら、CD管とPF管・・・FEP管、みんな蛇腹になっていて同じ形をしてるじゃないか!
そもそもこのアルファベットは何の略語なのか?
ネットで調べてみたら、
PF管はPlastic Flexible Conduit(コンジット、導管?)。
CD管はCombined(組み合わせた) Ductで耐候性が無いのでコンクリート埋設専用。色はオレンジに統一されている。
FEP管は「 Flexible Electric Pipe 」の略称で、可とう性(曲げやすい)のある硬質ポリエチレン管で、電線管路のうち地中埋設配管として広く利用されている。
と書いてある。
「ああ、そうなんだ! だからどうした!!」と言いたくなってしまう。
ともかくここで大事なのは写真と記号をセットで頭に記憶させることしかなさそうだ。
電線とケーブルって何が違うのか?
こんな感じで覚えようと努力していたら「材料のところで」またアルファベットの記号が出てくる。
絶縁電線はIV、EM-IE、DV、OW・・・インドアビニール、エコマテリアル、ドロップワイヤビニール、アウトドア…
しかもそれぞれ用途が違うのでどこで使うのかを覚える必要がある。
さらにそのあとにケーブルという言葉が出てくる。
VVFとかVVR、EM-EFF、CV、CT・・・( *´艸`)
原料成分は別として、電線と電線管の違いなら、電線を通す管が電線管だということがわかるけど、それじゃ電線とケーブルって何が違うのか?
自分の頭の中では「電線=ケーブル」なので、どちらも電線ケーブルという言葉で括っていたが、この世界では明確な区分けがなされているようだ。
参考書をよく読むと、
絶縁電線をビニールやゴムなどの保護被覆で保護したものがケーブル
だということが分かった。
なんだ電線を電線管で保護するのか、被覆で保護するかの違いなんだと単純に理解。
それなら電線管にケーブルを入れたら最強になるんじゃないか!!
と素人的に考えてしまった(*_*;
こんな調子でまったり進んでいるけど、これで本当に試験が受けられるのか?
電工への道は果てしなく遠い道のりであるような気がしてきた( *´艸`)
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