先週土曜日、クラッチの異常に気付き即日入院させたCRF150R。
頼んであった部品が届いたので、直してもらおうとお店で分解したところ、自分が考えていた以上に重傷であることがわかりました。
ウオーターポンプのホースを外し、クーラントを抜いて、クランクケースとウオーターポンプのネジを外して、パカンとケースを外したら、ねずみ色のオイルがダラ~ァっと流れ出してきました。
あらら・・・いつもと色が違う?
お店の副長さん曰く・・・”う~ぅん・・・アウターまで逝ってるかも・・・!”
何それ・・・アウターって何・・・?
良く聞いて理解はするも、人に説明するのはなかなか難しいもの。
なんと言ったらよいのか、要するにクラッチのプレートを納めている丸いケースみたいなやつです。
このケースの減った部分の金属の粉がオイルに混ざって、普通は黒っぽいオイルがねずみ色になるんだとか・・・。
確かにアウタークラッチを良く見ると、クラッチプレートの出っ張りを引っかける部分がエライ減って3本の溝が付いていました。
その上プレートを全部外してみたら、フリクションプレートが1枚バラバラになっていました。
どこでこうなったのか・・・私の乗り方ってこんなになるくらい悪かったのか(T_T)?
思い起こせば、数週間前にクラッチが切れなくなったことがありました。
その時はローでレバーを握っても前に進むのでおかしいな・・・っと思っていたのですが、走りには問題なかったのでそのままにしてありました。
この時点でバラしていればもう少し軽傷で済んだのかもしれませんが、後悔先に立たず・・・でどうしようもありません。
このままの状態で用意した新品のプレートだけ交換することも出来たのですが、そのほかにもおかしい部分を見てしまった以上見過ごすことは出来ません。
副長さんから”どうしますか?”・・・と聞かれ、このまま組み付けてもいずれまたおかしくなることを考えると、今回一緒に直してしまった方が得策・・・との判断で、必要な部品(アウタークラッチとセンタークラッチ)を新たに発注することにしました。
これでまた1万数千円の出費が・・・このほかにもピストン(リング)やバルブ交換、ベアリング等々・・・色々メンテをやらなきゃいけないし、レーサーって本当に金食い虫かも・・・(T_T)トホホ!
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