前回の続きです。
レーサーマシンを公道走行仕様にするにはいろいろなものが必要になる。
以前、発売されたばかりのCRF150Rを公道走行仕様にした時の経験からすると、保安部品を動作させるための高出力なジェネレーターや、それらの電力を末端まで伝えるハーネス類、市販車についているようなライトカウルやウインカー、ストップライト、ハンドルスイッチが必要になるし、今回、我が家にやってきたCRF100Fには運よくスタンドが付いているが、CRF150Rのような本格的なモトクロッサーなどは、数万円かけてスタンドも用意しなければならない。
でも市販車のトレールバイクに、いくら大金をかけても、手間をかけてレーサーの外装や足周りを移植したり、エンジンチューンやキャブを変えても 、軽くて鋭いレスポンスやパワーを持ったレーサーのようにはならないので、公道を走ることが必要な状況であれば、初めからレーサーを公道走行仕様にした方が早い。
それと、レーサーを公道走行仕様にするためには かなりのお金と時間がかかるので、それなりの狙いや目的がない限りはやめた方がいいのではないかと個人的に思っている。
今回自分が始めたプロジェクトのキーワードは、
1.そこそこの山道でファンライドが楽しめること。
2.小型・軽量で取り回しや搬送に便利なこと。
3.メンテが楽で部品が流通していること。
4.レースの手伝いや写真を撮るために公道走行ができること。
といったところだ。
さて、今日は先日我が家にやってきた教材を一通り点検した。
外観は年式それなりだけど、エンジンは快調そのもの。セルがなくてもキックで軽くかかるし、高回転まで気持ちよく吹け上がるので問題なし。
とりあえずスポークについていた色付きのストローを外し、今日の作業に入る。
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今日やりたかった(できること)のは、フロントブレーキの交換作業とハンドルスイッチの位置合わせ、ストップスイッチの移設とハンドガードの取り付け作業くらいだ。
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公道走行仕様にするためには、フロントブレーキをスイッチ付きのものに取り換える必要があったので、モノタロウから汎用品を取り寄せた。
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レバーもついて2,000円ちょっとなので、ヤフオクで買うよりもずっとお手頃だ。
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モノタロウは3,500円以上だと送料が無料になるので、以前から欲しかったレース手伝いの必須アイテムも一緒に撮り寄せた。
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まずは、すぐサビそうなボルトをステンレス製のものに交換して、ハンドルに取り付けようと思ったら・・・
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ホルダーが分割式でないので、アクセルスロットルを外さなければならないことに気が付いた(^^;
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このねじ2本でアクセルホルダーごと外せる。
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左側にはウインカースイッチをつけなければならないので、ストップスイッチをアクセル側に移設する。
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ストップスイッチは表皮のゴムが破れていたので、手持ちのDRC製のスイッチに交換した。
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ここにはウインカースイッチをつける。
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手持ちのセロー用のスイッチをつけてみた。
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次にハンドガードを取り付ける。
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ゴムの先っちょをカッターで切り取る。
切って驚いたのは、穴がデカすぎたこと。
セローの純正ハンドルも同じだったのですが、肉厚が薄くて空洞の径がデカすぎる。
これだとハンドガードの留め具がうまくおさまらないのでは? と心配したが、何とかうまく留めることが出来た。
倒して曲げる前に剛性の高いレンサルかZETAのハンドルに交換する必要がありそうだ。
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今回、用意したハンドガードは、アマゾンから取り寄せた。
プライム会員だと送料が無料なので便利だ。
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何とか付けた。
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取り付け部のこの捻じれ(傾き)はミニモトハンドルなので仕方なさそうな感じがする。
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レーバーの写真を撮り忘れてしまったが、今日のところはこんな感じに仕上がった。
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この先が楽しみだ…(#^^#)
次回につづく
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