今期最悪の噴きこぼれ！

ヤマに泥堀り～通称ヒロミン坂

短い北海道の夏、今年はどういう訳か暑い日が多い感じ。
例によって先日の日曜日、とっても暑い中、いつものとおりヤマに泥堀りに行きました。

久々に一緒になった仲間が、”久々に乗るのでとにかく汗をかきたい”・・・といい出したので、まずは「通称ヒロミン坂」から登ることに！
前の日に雨が降ったにもかかわらず路面は何とか乾いている感じ。
でも見るのと実際とでは大違いで、乾いた土の下はツル・ツル状態でした。

最悪の噴きこぼれ

あっちゃこっちゃリアタイヤを滑らしながら、”止まったらヤバイ”と思って、アクセルをバゥ・バゥ吹かして登っていたら、坂の途中、自分の期待に反して（・・・というより期待通りか・・・）、仲間が立ち往生してました。
”あら可哀想。助けてあげなくっちゃ”と思って単車を降りて助けたところまでは良かったものの、エンジンをかけたままにしておいたのが悪かった。
「イチＧＯまる」に戻ってみたら、エンジンの下から白い蒸気が”ブシュ・ブチュ”音を立てて吹き出し、辺りの土の上に緑の液体がボタボタ巻き散らかっていました。

頼みの綱のリザーバータンクの中は、吹き出したクーラントと蒸気が留まるどころか一緒になって、蒸気機関車の煙のようにバイク下のパイプの先からシュ～ゥ・・・と溢れ出ていました・・・

(>_<)「あっちゃ～！」これじゃリザーバータンク付けても全然意味無いじゃん・・・？

ラジエターキャップを開けたら・・・

何はともあれ、あと半分登り切らないとみんなと一緒に進めない。
仕方なく５分ほど冷やした後に、もういいだろうと思ってクーラントを補充するためにラジエターキャップを開けたら、これまた大変なことに。
「ブチュ・ブチュ・ブチュ・ブシュ～ゥ・・・」と音を立てて、今度はラジエターの蓋の部分からクーラントが噴き出しました。　ヒェ～ぇ・・・危なかった・・・！
手袋をはめて、蓋に軍手をかぶせてから開けたのですが、それでも勢いが強くて熱いクーラントがヘルメットやゴーグルにかかりました。

「狭い日本、そんなに急いでどこに行く」・・・昔こんな格言がありましたね！
仲間に迷惑をかけまいと先を急いではみたものの、自分の考えがチト甘過ぎたようです。おかげでラジエターのクーラントが上と下からほとんど流れ出てしまいました。
用意してあった300ccのクーラント補充液を入れても全然足りません。
次の手で用意してあった、ペットボトルの”軟水”を400ccほど入れてようやく満タンになりました。