CRF150Rで夕張FREERIDE!

整備・改造・オプション

<6月14日(土)朝>

森町で開かれたT.S.Eが終わってから1週間ほど経った土曜日の早朝。
今日から夕張で開かれるフリーライドに参加するために、トランポからCRF150Rを降ろして洗車とメンテに取りかかりました。今日のメンテの主な内容は、
①ハンドル高を変更すること
②高くて入れづらいシフトレバーを1段下げること
③T.S.Eのレースの途中で稼働しなくなった電動ファンの修理をすることの3点ばかし。

まずは近くの洗車場でT.S.Eでの砂・砂を流れ落としてベアリングなど可動部分に注油。
その後エアクリを交換しオイルとクーラントをチェック。

 

ラジエターの蓋を開けたらクーラントの量がやたら少ないのでビックリ!(ノ_<。)ビェェン

 

思えばT.S.Eのレースの最中、砂・砂の上り坂でギャン・ギャン回した時に、CRF150Rの車体の下の方からプシュ・シュ・シュ・シューってクーラントが吹き出していた。
リザーバータンクのクーラントは残っていたので安心していたけどヤバかったみたい。早速300ccほど補充しておきました。

次にハンドル高の変更です。
ネットでは、大人がCRF150Rに乗る場合には、ハンドルを高く、かつ遠くにセットすることが必要最低限のように書かれているし、自分で実際に乗ってもノーマルのままで立って乗るには窮屈すぎる。
それならばということで、数万円も出して買ったZETAのハンドルクランプセットに一番高さのある65mmのハシゲタ?をかまして、一番遠くにセットしていました。

 

ところが先日、夕張で開かれたXC第1戦で、私の走りを見ていたモトクラブ騎馬民族の9島さんから「ハンドルが高すぎるから低くした方が乗りやすいよ」とのご指摘が・・・(・_・)エッ……?
>私
「でもノーマルの高さだと立って乗るのが窮屈なんですよ・・・。」
>9島さん
「確かに立って乗るなら今の高さで良いと思うけど、あなたの場合はほとんど座って乗っているようなので、ハンドルは今よりも下げた方がいいよ。」、「曲がり方を見ていると何か窮屈そうに見えるよ」とのアドバイスでした。
うぅ~ん・・・実は自分もこのハンドルの高さには疑問を抱いていたところ。
ハンドルを高くしてから、上り坂でフロントが浮いて、ウイリー状態になることが多くなってたんです。
それでも立ち乗りする方が重要だ・・・と思っていたけど、今指摘を受けてよくよく考えたら、ここはやっぱり原点に戻って、元の状態から今一度考え直した方がいいかも・・・ということで、ノーマルと同じ高さのクランプに替えることにしました。

次にシフトレバーの位置調整。
CRF150Rの場合、私が立って乗ると自分の意志に反して、左足でギアのシストレバーを動かしてしまうことがしょっ中。突然ギアが抜けたり、シフトアップしてしまうんです。
これじゃイカンということで、立って乗る時に、ブーツの先が悪さをしないようにシフトレバーをかなり上にセットしてありました。

 

でも今の状態はシフトレバーを上げすぎたせいか、ステップに足を乗せたままではシフトアップが出来ないんです。少し使いづらいので、今回ほんの少しだけ下げることにしました。

 

次にT.S.Eで回らなくなった電動ファンの点検です。
最初はフロントカバーの裏に付けているスイッチのコネクターが外れたせいかと思っていたけど、コネクターはしっかりつながっていました。
それならばということでシートを外してみたら、案の定バッテリーの配線が+-ともに外れていました。

 

今度からは外れないように、ビニールテープで配線をしっかりと固定することにしました。

 

<いざ夕張へ>
さてCRF150Rの準備が整ったところで、いよいよ夕張FREE・RIDEに向かうことに。
途中、某スーパーでyoshiさんと待ち合わせし、食材と夜の燃料?を買いました。
夕張のパドックには15時半頃に到着。
土曜日のせいか思ったほど車両は多くありませんでしたが、それでもおなじみのライダーがチラホラ来てました。 後から来る仲間のことも考えて駐車場所を決めた後、早速走る準備に・・・と思ったら、肋骨を痛めているyoshiさんは、トランポからマシンを降ろしていきなりマフラーを交換し始めました。おまけにスローとメインジェットも交換するとのこと。

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一人で走るのも寂しいので、自分もその時間を使って寝床の準備をすることに。 実は今回のFREE・RIDE参加には、乗って楽しむ以外にもう一つ自分の目的がありました。 それは「トランポの中で一夜を過ごす」ということだったんです。
先週のT.S.Eに参加した時は、前々日が出張で東京泊。前日さらに車中泊となると、老体の自分の体に疲れがドッパリ溜まるということもあり、安全策をとって安宿に泊まったのですが、今回はそのような気を遣う必要がありません。寝袋や毛布をしっかり積み込んで夕張までやってきました。

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自分が寝床の準備を済ませたあと、yoshiさんがまだマシンの調整中だったので、どういう訳かやたらにサスを弄りたくなり、「ひょっとしたらこれでやたら乗りやすくなるかもしれない」という大きな期待を胸に、フロントサスのコンプレッションを両側とも2クリックほど強めにセットしてみました。
<体慣らしのフリー走行> そうこうしているうちにyoshiさんの準備が整い、2台でショートカットしながらコースを軽く回ることに。

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少し走って感じたことは、 ハンドル高>ハッキリ言って低い。以前より少し乗りづらい感じがするけど、この程度だとあまり違和感はないかも・・・?
シフトレバー> う~ぅん、やっぱりつま先が邪魔する。立って乗るとすぐギアが抜けてしまう。これじゃやっぱり元の方が良いかも。
フロントサス> 乗ってびっくり玉手箱。フロントタイヤがガレ石でポンポン跳ねてとっても怖い。たった2クリックでこんなに変わるものなのか?
ということで、これ以上乗るのが恐ろしくなったので、たまらずショートカットしてピットに戻ってくることになってしまいました。 ピットでyoshiさんにこの話をすると、CRFはモトクロッサーだから標準でも硬めにセットされているはずだとのこと。 自分は体重があるので標準では弱すぎると思い硬めにセットしたけど、どうやら間違っていたみたい。 ここは先輩の言うことを聞き、標準より1クリック弱めにセットしてみました。 ついでにシフトレバーも元に戻すことに。 するとどうでしょう。 アラ・アララ・・・何これ・・・やたら乗りやすいジャン。速度を上げてもハンドルが暴れず今まで以上にギャップの処理が楽。すげぇ~こんなに変わるんだ・・・こんなことならもっと早く変えてみれば良かった。 シフトレバーも邪魔にならずいい感じ。ハンドルの高さも慣れるとなかなか良い感じになってきた・・・といった具合で、今まで手を加えていなかったことがとっても損をしていたような感じになりました。
そんなこんなで1日目のフリーライドが無事終わり、夜は焼き肉交えて仲間と一杯やって午前2時過ぎに床につきました。

<夕張FREE・RIDE 2日目>

FREE・RIDEの2日目は雨が降るかも・・・という予報に反して、ピッカピッカの朝を迎えました。 前日の夕方遅くに現地入りした仲間は、清々しい空気の中でいても立ってもいられずに早々とフリーライドの準備に入りました。

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トランポの中の自分は、慌てずゆっくり朝のコーヒータイムです。

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みんなの準備が整って、いよいよコースに繰り出します。

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ここは夕張名物の一つとも言える”ヌタ場”です。 何も知らない自分は、昨年初めて参加した夕張XC第3戦で見事にここのトラップに引っかかり四苦八苦してしまいました。

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夕張初走行のABEちゃんは新型WR250/Rでスイスイと漕いでいきます。

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つい最近08KTMに乗り換えたモリリンもスイスイ進んでいきます。

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ヌタ場を越えて馬の背を通り過ぎるとズリ山の横にある広場に出ます。 ここにはガレ上り(左の坂)とその奥の森の中に名物の岩盤があります。

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モリリンとツーとイカ飯さんは、当然ここを真っ直ぐ進んで岩盤に向かいます。

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私とABEちゃんは無理せずガレを上ることにしました。 ガレ場の下でyoshiさんがカメラを構えていたので、案内役の自分はいい気になってスピードを上げたら・・・・・・\(≧▽≦)丿

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CRF150Rのフロントタイヤがガレ石に乗っかって右肩から放り投げられてしまいました。 カッコ悪る~ぃ(・_*)\ペチ……

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ズリ山の近くでは檄坂上りをやっている連中がいました。

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yoshiさんの甘い言葉に誘惑されて、ABEちゃんがチャレンジするも、敢えなく撃沈(∋_∈)

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ズリ山ではモリリンがKTMで初挑戦。難なく上り切ってしまいました。

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こうして、あっという間に楽しい2日間のFREE・RIDEが終わりを告げました。おしまい!

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