明日から5月13日まで北海道開拓記念館で「北の土偶…縄文の祈りと心」が開催されます。
この展覧会は、北海道新聞社とわが開拓記念館がタイアップして、昨年3月の実施に向けて作業を進めていたのですが、東北大震災の関係で一度中止することになった企画です!!
今回、東北の関係者の皆さんをはじめ多くの方々の理解と協力を得ながら何とか開催にこぎつけました。
展覧会の目玉は、何と言っても国内に3つしかない国宝土偶の本物が、3つとも揃って展示されること!!
(本物は3月18日までで、それ以降はレプリカの展示になります。)
こんな機会は過去、2009年の大英博物館と東京国立博物館で実施されただけで、今回北海道でお披露目されることになったのは3回目!!
博物館関係者の間では、こんな機会は今後二度と訪れないだろうと話題になっているほど、全国的にも世界的にも、とても珍しいことなんです。
(重要な国宝の全てを一カ所に集めるなんて、なかなか出来ることではないんですよ!)
土偶に興味がある方も無い方も、この機会を逃す手はありません。
バイクにしか興味のない本人はともかくとして、自分の未来を託す子供さんにとっては、4500年前に縄文人が作った本物・実物を見るという経験は生涯忘れられぬ思い出になると思います。(小学校の教科書にも国宝の写真がしっかり出てるんですよ!!)
是非この機会に、お父さんお母さんは家族揃って、学校の先生は生徒を連れて(教育目的だと先生も生徒も無料です)、縄文文化の価値観や文化的な豊かさを再認識させる重要な土偶の数々(141点)を見に来てくださいね!!
ということで、今日は展覧会の開会式と関係者による内覧会を行いました。
関係者170名以上の出席者のもと、主催者である堀達也館長(前知事)が挨拶し
来賓の高橋はるみ知事からもお祝いの祝辞をいただいて
そのあといよいよ展覧会のテープカットが行われました。
で、そのあとは関係者のための特別内覧会が実施されました!!
左が長野県茅野市の「縄文のビーナス(国宝)」、右が函館市の「中空土偶(国宝)」です。
右は青森県八戸市の「合掌土偶(国宝)」です。
で、展覧会を見終わってお時間に余裕があれば、是非、一階にいる私のところにも寄ってくださいね...(^^)
おしまい
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