外装を外してサビ取りに入ったセローなんだけど、黙って放っておくだけではつまらないので、この時間を利用してやれること、やらなきゃいけないことを実行することにした。
外装を外している途中で見つけたのがこれ!
エアクリボックスをつり下げているボルトが無くタイラップで留めてあった(^^;)
あちこちにYAMAHAのシールが貼ってあり、見栄えが悪いので剥がすことにした。
そのままだと硬くて剥がれないので、ドライヤーで柔らかくしてから剥がすんだけど、あまり熱を加えると”ビヨーン…プチッ”とシールが切れてしまうので、加減が難しい(^^;)
シートを留めるM6ボルトのフレーム側がバカになっている。
前所有者は裏側にナットを入れてボルトを締めてあったけど、このままだとめんどい。
方法としては、裏側にナットを溶接することを考えたけど、場所が狭いし配線関係を溶かしてしまいそうなので断念。
なかなか出番は少ないけど、こんな時はこいつが結構地味に活躍している。
ネットで2千円くらいで買ったけど、値段の割には使えるので重宝している。
自分がセローを手に入れたら必ずやる作業の一つがこれを外すこと。
クラッチのスイッチなんだけど、こいつが付いているとヌタ場で泥が入ってセルが回らなかったり悪さをするので自分は大嫌いだ。
でも安全装置の一つなので良い子は真似しちゃ駄目(^^;)
即刻、スイッチ側の配線をニッパーで切って皮膜を剥く…
ショートしないようにビニールテープで絶縁して終了。
素人作業なのでテープの巻き方が云々とか言わないでね(^^;)
皮膜を剥いて線を結んで(結線して)…
ショートしないようにビニールテープで絶縁し、メインハーネスと一緒に巻き付けて終了。
ハンドルもシルバー色からチタン色に交換。
ハンドルを外したついでにアクセルワイヤーに注油。
5MPはワイヤーが2本引きなのでそれぞれにたっぷり注油。
スイングアームに付いているチェーンカバーを取付ける突起も取る。
スイングアームの内側の突起も取り外す。
結構硬いけどハンマーで上から…下から…何回か叩いているうちに・・・
セローの4JG~5MP型はチューブレスのリムを使っているので、しっかりビートを落とさないとタイヤが外れない。
機密性を保つように作られているのでちょっとやそっとでは外れない仕組みだ。
自分がタイヤ交換するときにはいつもビートブレーカーを使う。
これも自分のお気に入り工具の一つでこれが無いとタイヤ交換する気にならない。
2,600円くらいで買えるんだけど凄く重宝している。
昨年のHTDEで使ったEDタイヤに履き替えるのでチューブを入れるためにバルブをむしり取る。
この作業、意外と面倒でタイヤ交換より時間がかかったりする(^^;)。
車体にくみ上げたホイールを取り付けてタイヤを回してみたらゴリゴリ音が・・・(^^;)
スイングアームにタイヤが接触してるみたい(^^;)
タイヤのブロックが高すぎて、純正の長さのチェーンではタイヤとスイングアーム間のクリアランスが足りないみたいだ。
とりあえずここはこのままとして次に進む。
リアタイヤがスイングアームに干渉しているので、とりあえずフロントのスプロケットを15Tから14Tに替えてみる。
14Tを組み込んだら何とかクリアランスが広がってギリギリセーフになった!
ついでにタンクキャップにも加工。
スタンドでガソリンを入れるときに、いちいち鍵を抜くのは面倒なので、鍵のいらないキャップにすることに。
方法はごく簡単。
キャップに付いているネジを2本外してパズルのようなパーツを外すだけ。
これで鍵を使わなくてもタンクキャップを外せるようになる。
こうした作業をしている合間にほかの作業も同時並行している。
今度はマフラーだ。
サビサビだけどステンレス部分が綺麗なマフラーを安く手に入れた。
自分がセローをイジるときは必ず古いタイプのマフラーに交換する。
5MPのマフラーは触媒が入りっており抜けが悪いからだ・・・。
まずマフラーを綺麗に洗ってからステンレス部分の外枠に紙テープを貼る。
その上から広告紙を貼りステンレス部分に色が付かないようにする。
あとは懸案のこれ。
ハンドルストッパーが左右とも折れているのでこのままだと使い物にならない(^^;)。
年々式のものか良く分からないけど以前手に入れたパーツがあるので交換することにする。
この交換は安全に関わる部分でもあるし、自分ではやる気がしないのでプロにお任せすることにして、今日のところはこの辺でお終いにする。
(その5に続く)
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