昨年の春に35thアニバーサリーのセロー250を買ったけど3回乗って手放した。
集めた225のパーツがたくさん手元にあったし、新車はパーツ交換や補修などのイジリがいが無くてツマらなかったのが手放した理由だ。
250を買うときに、「225のセローはもう絶対買うことがない」…って仲間に宣言したはずなのに、何故かしらまたネットでポチってしまった。
今回、ポチったセローは、2003年式のSEROW225WE。
概要は、
走行距離は不明だけど5千キロくらい。
オフロード、レースがメインで、水没1回。
しばらく乗ってないがエンジンは始動可。
傷、錆、汚れ等あり。
メーターはサイクルメーター。
ハザードとホーンは不動作。
タンク凹み、エンジンオイル滲みあり
エンジンオイルとバッテリーは新品。
ハンドガード、クランプ付。
タイヤはツーリストでリアタイヤに加工有り。
出品が静岡からなので北海道までだと3万円程度の運送費がかかる。
運送費を考慮してあまり深追いしないよう適度な金額を入れておいたら目出度く落札することが出来た。
落札後に出品者に連絡を取ったら、以前、札幌にいるときに一緒に走っていた「TEZU」くんだったのでビックリ。
すぐさま代金を振り込んで、バイク屋さんに運送会社を手配してもらって到着した車両がこれだ!!
外装もタンク以外のデカールは全て剥がれていた!!
そこでザッと全体の状況を診断してみた!!
まずライト周りから・・・
ウインカーの位置が違う。
ライトカウルは古いセローのものがついているし、バルブも暗いものがついているようだ!!
ライトカウルの中は純正のスピードメーターとインジケーター、取付金具が撤去され、自転車用のデジタルメーターが付いていた。
オリジナルに戻すにはこれらを一式用意する必要がありそうだ!!
出品の説明にあったとおり、クラッチ側についているハザードのスイッチは固着して動かなかった。
でも一度バラしてCRCを吹いたら復活した。
ハンドガードはバークバスター製だが汚いし割れているので新品に交換することにする。
ハンドガードのフォーク側にはZITA製のクランプがついていた。
これがついていると倒してもハンドガードがクルクル動かないので便利そうだけど、ハンドルの位置が固定されて、引きや角度の調整が出来なくなる。
自分は大嫌いなので即刻、外すことにした。
これを外すと、ハンドル側に付ける左右のブラケットが必要だ!!
右側は大きく凹んでいた。許せないので交換対象にする。
今回の買い物で一番ショックだったのはこれだ!!
ハンドルストッパーが折れている。
片方だけならまだしも左右両方とも折れていた。
説明書きにあった不具合は一通り目を通していたので許容の範囲に入っていたけど、ハンドルストッパーの破損については一切書かれていなかった。
ショック甚大!!
三股の交換が必須だ!!!
環境対策用に付けられているAIは既に外されていた。ラッキー!!
シフトレバーは曲がっていた。
右側フォークにデジタルメーターの配線がついておりディスク近くにはセンサーがタイラップで止められている。
磁石はこんな感じでディスクに挟まっていた!! 人間の知恵はすごい(^^;)
リアディスクはそれほど減っていない感じ。パッドは取り替えたばかりのようだ!!
フレームには塗装のハガレとサビが目立つ。 要修復だ。
唯一、デカステップがついていたことはラッキーだった!!
スイングアームにもしっかりシールが貼られていた。
これだけキズとサビがあるととても汚く見える。乗る気がしない(^^;)
マフラーもベコベコだった(^^;)
リア周りもすっかり変えられていた!!
以上、全体状況の掌握完了!!
自分が目指しているセロー225の修復作業は、オリジナルの形をなるべく残しつつ、山のアタックツアーでも十分使えるようなセローに仕上げること。
今回のセローは見た目はボロいけど高年式の5MPセロー。
エンジンや足回りも大丈夫そうなので、外装にちょっと手を加えただけで何とかなりそうだ。
ザッと見診断の結果だと手持ちのパーツで何とかできそうなので、次回以降ちまちま修復作業に入ることにする。
どんな風になるか次回を楽しみに(*^_^*)
(その2に続く)
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