”2008夕張XC第1戦”に参加して!

エンデューロ
<2008年5月11日(日)>
病み上がりということもあり、出るかどうか迷っていた夕張XC第1戦。
今回を逃すと8月までレースはありません。
応援に行くだけならつまらないし・・・どうせ行くなら出場するしかないということで、締め切りギリギリになってから参加費を払い込みました。
レース当日の朝、前の日から用意してあった荷物をトランポに積み終えて、時計を見たら朝の4時20分になったところでした。

 

仲間と待ち合わせたコンビニに一番乗りしたのは私。
その後、イカ飯さん、アフリカさん、YOSHIさん、ツー、そして寝坊助常習犯のモリリンもやや遅れ気味ながらも集まってきました。

 

●レース会場入り
皆で会場入りしたのが6時過ぎ。
今年からパドックが変更になり、駐車するスペースも上と下の2段スペースになったのでやや使いずらそうな感じでした。

 

駐車スペースを見つけてトランポから降りて来た仲間の顔を見ると、何やらいつもと違ってみんな緊張気味!
夕張初出場の”ツー”はなんかワクワクする・・・と言いながら、表情は意外と固くピクピク・ソワソワ顔のようでした。

 

自分も緊張しているものの今日の目的はとにかく転ばず怪我無く無事に完走すること。
成績は後からついてくればいいという意外とラフな感じでいました。

 

準備が出来て車検に向かうYOSHIさん

 

マシンの調子が今一つなモリリン

 

今年から08KTM250EXCFに乗るイカ飯さん

 

この日のためにわざわざ休暇を取ってアフリカから帰ってきた○水さん

 

<会場でお会いした方々>
はるばる函館から遠征して来たまっつ1号さん

 

私と同じCRF150Rでレディースクラスに出場するモトバレーゼのAYAさん

 

今回初参加のangieさん

 

ハーシーさんやponさんたちも応援にかけつけてくれました。

 

場違いな感じでスリッパを履いて応援に来た方(デ?デブ)

 

●受付と車検
着替えをしているうちに受付の用意が出来たようなので、早速済ませてその後車検とヘルメットの検査を受けました。

tm250Fさんは前回に続いて今日もマーシャルの手伝いにかり出されたようで、颯爽と2台でスタート前のコースチェックに出かけて行きました。

 

●ライダーズミーティング
今日は昨年の第1戦よりも多い86台が参加しているとのこと。また今年からパドックの場所が変更になったことから、コースも一部変更しているとのことでした。
肝心の今日の周回数は、Bクラスが9周(最初の1周は成績に関係しない下見走行)、FUNクラスとレディースクラスは5周(1周目からカウント)との発表がありました。
受付で配られた名簿では、Bクラス(中級者)が32台、私のエントリーし
たFUNクラスは9台、レディースクラスが7台となっていました。

 

●レース
<スタート>
準備が整いいよいよスタート。
いきなり路面が乾いて走りやすそうな高速ダート・・・それもあちこちガレ・ガレで転けたらめっちゃ怪我をしそうな感じです。
コースの両脇では皆カメラを構えて写真を写しているし、どう考えてもここは格好良くスタンディングで爆走しなきゃ・・・というシーンにも関わらず、まずは1周無事に廻ってくることが大事ということで冷静な気持ちでスタートしました。

 

<新しいウッズコース>
今回は新たなウッズコースが設定されていました。登りの途中に細い丸太が横たわっていたり、ウッズの中は木の根っこがたくさん出ていて、周回を重ねるごとにだんだん走りずらそうになるような雰囲気が感じられました。
<登り坂>
今回はコースも全体的に乾いているということで、Bクラス以上は夕張名物の岩盤を使用することに。
幸い我々FUNクラスとレディースクラスは岩盤を使わず、その近くの坂登りが設定されていました。
昨年は重機で馴らされた後だったのでやや柔らめの路面だったのですが、今回は何も手が施されておらず路面はガレ・ガレでした。
結構な高さと角度のある上り坂なので、アクセルをひねり過ぎると思いっきりフロントが浮くし、ガレ場の岩でフロントタイヤがあっちゃこっちゃとられます。
下から一気に登り切らなければ坂の途中で失速したら大変。
以前この場所には助けてくれるマーシャルの方やたくさんのギャラリーがいたのに、今日は誰もいません。どうやらみんな名物の岩盤の方に行ってしまっているよう・・・。
助けもいないし、もし止まってしまったら・・・イヤイヤ・・・そんなことは考えません。
非力な私には途中から押して登ることなど・・・ここは絶対に一気に登らなければならない場所なんです。
そう自分に言い聞かせて、フラフラしながらも何とか登りきりました。

 

今回Bクラス以上に設定された夕張名物の岩盤ルート。めちゃくちゃ滑るので一旦止まると大変なことになるようです。yoshiさんはここでまた小さなオブジェ(?)を作ってきたみたいでした。

 

<ヌタ場>
いつものごとくいつもの場所に4~5つくらい連続した泥だまりがありました。
忘れもしません。私が初めて参加した昨年の第3戦でドップリ填ったあの泥だまりです。
昨年は仲間の○さんの言うとおり左を進み、見事にドロ沼の中にある轍にズッポリ填りました。
今年は相談もせず独断で右側を走ることに・・・目を瞑る心境で一気に突入し何とか止まらずにクリアすることが出来ました。
1周目を無事に通れれば、あとの4周は基本的に同じ場所を走るだけでした。
(後で聞いたら、今回はこの場所で填った方が結構多かったとか・・・)
※写真は中年の冷や水さんから借りてきました。

 

<アスファルト路面>
旧パドックの場所を過ぎた辺りに数十メーターのアスファルトの路面がありました。
アスファルト路面はギャップも無くこりゃ快適・・・と思って、いい気になって左右にバンクしてたら、いきなりツルッと転けました。
焦ったのも後の祭りで、私を置いてCRF150Rが遙か前方に横倒しのまま滑って行きました。
一瞬”ヤバイ”と思いましたが、ブレストガードのおかげでシャツが破れた程度。
体の方は怪我無く済みました・・・ガクガク・ブルブル・・・\(≧▽≦)丿
皆さん、オフタイヤでアスファルトの上を走るときはスリップに十分注意しましょうね!!
<その他のコース>

●ゴール後の不安
何とかFUNクラス規定数の5周を回ってゴールイン。・・・したはずなのに、パドックに戻っても周りにはほとんど人がいません。
あまりにも閑散としているので、この時、私の脳裏に悪魔の囁きが・・・!
「お前ひょっとして周回数間違えていないか? まだ4周しか回ってないんじゃないか?」
う~ぅん、確かにいつもならFUNクラスやレディースの人たちが既にいるはず・・・?
少なくともそれほど時間もかからずにゴールしてくるはず・・・?
そう考えていたらレディースの303番のマシンが戻ってきました。
今のがレディースのトップだとすると、オレ走るの遅いし、やっぱ1周足りなかったかも・・・?
でも周回チケットの穴は4つ空いてたし、チェックポイントでもパドックに入っていいって言ってたし・・・???。
そのうちお店が用意してくれたカレーを美味しく
頬張っていたら、どうでも良くなりました。

マシンの不調でリタイヤしたモリリンは何となく寂しそう!

 

●表彰式の様子

 

MANAさんは32台も参加したBクラスで見事優勝です。流石としか言いようがありません!

 

●スナップ
ドロドロになって戻ってきたイカ飯さん

 

これが本当の男の背中(?)・・・私はツーのそばには寄りたくなかった(>_<)

 

yoshiさんが岩盤コースで作った小さなオブジェ作品・・・よしおエキップ製「新型ステップ」いよいよ発売か?

 

●雑感
私にとって夕張の出場は今回で3回目。
いずれも初心者向けのFUNクラスでの出場ばかりだけれども、夕張のコースの雰囲気にはだいぶん慣れてきたせいか、今回は少し走り足りないかなぁ・・・という気がしないでもなかった感じ。
初出場した昨年のXC第3戦(9月30日)は5周で2時間53分。
2回目となる昨年のXC第4戦(11月4日)は、4周で1時間49分。
出場3回目となる今年のXC第1戦(5月11日)では5周で1時間36分。
それぞれ時期や天候、コースの設定や難易度の違いはあるものの、参加するたびに走行時間が少しずつ縮まっていることは自分にとってはとても嬉しく、次への目標が見えてきた感じが・・・(^^;)
レースが一番の練習という仲間もいるけど、自分にとってのレース参加はいつもの林道ツーリングのような感覚でどの程度乗れるようになったかを計るバロメーター的なもの。
林道ツーリングで轍やヌタ場に填った仲間をみんなで助け合って汗をかくのも楽しいし、時にはこうしてレースでみんなと競い合うのも楽しいひととき。
何よりも、いい歳こいて子供のように全身ドロドロになれるのはオフならではの醍醐味だと思う。
こんな楽しみは一昨年前まで一人でトレッキングをしていた時には考えられなかったことだしあの頃と今とでは大違いだ。
せっかくここまで来たので、とにかく今後も出来るだけ長く、出来るだけ多くオフロードを楽しみたい。
そう思うと、自分としては今後も無理しない程度に頑張りながら、怪我せず、(マシンを)壊さず、たくさんの仲間とずぅ~っと楽しく走り続けていきたいなぁって・・・
夕張のレースが終わった今、そんな感じがしています(*^_^*)/。

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