第2回スノー・チャレンジエンデューロ参戦!

エンデューロ

< スノー・チャレンジED >

先日の日曜日、千歳の北海道オフロードパークで開催された”第2回スノー・チャレンジエンデューロ”に参戦してきました。

< 会場入り! >

ちょっと早すぎたかな・・・と思いながらも会場に着いたのは7時過ぎ。太陽がようやく顔を出しかけていたところでした。

会場に入り辺りを見渡すと既にたくさんのトランポが停まっています。
もうこんなに来ているのかと思ってよく見たらATVばかり。丁度この日はATVの2009 ICE KING series(第1戦)の開催日だったようです。

 

2輪を積んだトランポが会場に到着し始めたのは8時前になってからで、アッという間に賑やかになりました。

 

< スタート前! >

雪こそ降っていないもののかなり寒い朝なのに集まってきた連中は皆やる気満々です。
ヘルメットもかぶらないで我先にと周辺の広場で雪の感触を楽しんでいます。実に楽しそうなので、たまらず自分もこの仲間に加わってしまいました。

このときふとあることを思い出しました。
「そうだ、今日はお師匠さんが来ているから、以前○○さんからアドバイスを貰っていたフロントフォークの突き出しを調整してもらおう。」ということで、早速その場でお師匠さんにフロントフォークの突き出しをめいっぱい無くして貰いました。
これで直進性がかなり向上するはず。少々ハンドルが振られても車体は安定して楽になるかも(*^_^*)/ウシシ・・・シメシメ!。

 

< 偵察! >

ピットには今回もまた楽しそうなバイクが並んでおり、軽く偵察することに!

○まずはご存じマッツ1号さんのWRカブ。

 

○次はtm250fさんのカブ・ハスクバーナ仕様(リヤフェンダー)。

○昨年Bクラスで優勝したXR100。ぶっとい車用のスタッドレスタイヤがエライ効きそうです!

 

○N島さんとF田さんはコンビでTTR125での参加でした。

 

タイヤを見たらほとんどみんなスタットレス。自分はMXタイヤだったけど、これまで2回も試走しているのでこれで良しと考えることにしました。

< ライダーズミーティング! >

9時過ぎにライダーズミーティングが始まり、伊藤会長の挨拶とレースの説明がありました。

 

今回の参加台数は31台。大雪が降ったので予定していた1周6キロのコースを半分程度に短縮しこの区間に設けたSSのタイム合計で順位を決める。周回数は2時間で11周。最後にSSを3周走るファイナルクロスを実施し、その成績をプラスして順位を決めるとのことでした。

う~ぅん・・・11周もか?・・・そもそもそんなに走ることができるかどうか分からないのに、その後でまた3周回らないといけないなんて・・・!
それにしてもみんなで一気に走るということは、きっと団子状態になって走るんだろうなぁ・・・危ないなぁ・・・イヤだなぁ・・・でも参加しないと完走したことにならないしなぁ・・・色々悩みながら複雑な気持ちでスタート時間を待つことになってしまいました!<b
r />

< レーススタート! >

スケジュールどおり午前10時に最初の組がスタート。20秒の時間差で2台づつ次々とスタートしてきます

自分のスタート時間は10時4分。仲間のABE助との同時スタートです。
ゆっくり慎重に・・・と考えていたのに体の動きは全然別。

気合いが入りすぎたのか最初のカーブでツルンと転けて足が股裂き状態に・・・
              ・・・痛~ぇ・・・!
しかも大勢の観客の前!
メッチャかっこ悪い・・・ヤバイ、写真撮られたらどうしよう・・・と心配してたら、やっぱり写されていました。残念!

< なんか変???! >

その後気を取り直し走ってみたら何となく前と乗り味が違う???
いつもと同じような雪面を走ってるのに何故かしらうまくハンドリングできない。
もっとヒラヒラ曲がるはずなのに???
そんじゃこれでどうだと無理やりマシンを寝かしたら、またまたツルンと転ける始末。

         これまた・股が・・・(>_<)痛~ぇ!

 

ヤバイ。実にヤバイす。やけに乗りづらい。
どうやらレース前にいきなりフロントフォークを弄ったのがいけなかったみたい???
今更ピットに戻れないので潔くハラを決めて何とか前に進むことだけを考える。
転ばないように両足は左右前後にフル稼働、フカフカ雪では両手でマシンを前に押しながら、左手はエンジンが停まらないように半クラを多用し、右手はアクセルを捻ったり戻したり・・・いやいや疲れるのなんの。
最初の1周は練習走行だというのにこれだけでクタクタになっていました。

< 疲れがドッカリ! >

レースが3周目に入った頃に疲れが一気に来ました。
既に転んだ回数も覚えていないし、ろくな運動もしていなかった自分にはもう力が残っていない感じ。
リエゾン区間は15㎝ほど積もった新雪のフカフカ状態でそこに出来た轍に沿って走るのは自分にとって至難の業。
何とか轍からはみださないよう必死に両足を使って前に進もうとするも、雪壁にステップや足が引っかかって思った通りに進めない。
転倒車両を避けるためには、フカフカ雪の上をクロスして別なラインに乗らなきゃならないけど、これまた体力を消耗するんです。
やっとの事でラインを変えた時には、ついさっき目の前で転けていたマシンがかなり先に進んでいたりするんですよね・・・世の中非情だ(^_^;)

< アクシデント発生! >

5周目のリエゾン区間でまたもやツルッと左に転けました。
何とかマシンを起こして、エンジン掛けて先に進むもギアがセカンドに入りません。
あらら・・・おかしい???<br
/>ニュートラに戻したり、ローに入れたりしてみるも上手くセカンドに入らない。
ゲッ・・・まさかミッションが・・・ぅぅぅ・・・不安???

 

しかしこの時自分の脳裏にピカッと光るものが・・・☆☆(^_^)/
ひょっとしてシフトレバーでは・・・?
数日前、シフトレバーの位置を上げすぎてクランクケースに当たりうまくギアチェンジが出来なかったことを思い出しました。
マシンを停めて見てみると案の定シフトレバーが内側にグンニャリ曲がっていました。
まずい・・・これじゃチェンジ出来る訳がない。どうしよう・・・と考える余裕もなく両手でレバーを掴んで思いっきり手前に引っ張っていました。
ギアチェンジに支障のない位置に何とか戻すことができてホッと一安心。

< 最後の1周! >

後もう少し。確か後1周で終わると思っていたレース終了間際のこと。
ゴール前で”頑張れ”と応援してくれた人に”何とかあと1周なんです・・・”と元気に答えたのに、その後パンチカードを見せたら、あ・・・まだ2周残ってるから・・・と言われてガックリ。

ここまでくるとあとは惰性でいくしかない。SS内のタイムなんてどうでもいい。とにかく完走あるのみ。
1周したら仲間は既にゴールして休んでいた。その姿を横目で見ながら自分は最後の1周に突入しました。

 

何とか規定の11周を回って2時間ぎりぎりでピットに戻りました。
事務局が用意してくれた豚汁は超美味かったし甘酒も疲れきった体には最高でした。

<ファイナルクロス! >

いよいよ最後のファイナルクロスをやることになりました。
先ほどのレースの順に前後2列に並ばされての一斉スタートです。
当然、私は後列でのスタートとなりました。

 

スタートしてすぐの土手で多くの車両が団子になっていました。
ここでつまずくと大変なので、自分は前が空くのをじっくり確認してから先に進みました。この時点で既に先頭集団と数十秒の差がついてしまっています。

そんなことなど関係なく自分はマイペースで走ります。おぉぉ~進む進む・・・さっきと全然違う。とっても楽。
実は休憩時間を利用してフロントフォークの突き出しを元に戻していました(^_-)!
変にマシンを傾けなくても余計な力を入れなくても何とか思った方向にマシンが進みます。両足も踏ん張るような場面が無くなりとても楽に乗れるんです。
そうだよ。これだよ。これなんだよ。レース前に急にフォークを弄ったりするからおかしかったんだよ。と反省するも時遅し。
2周目が終わる前に先頭ライダーがゴールして、この時3周目に入っていなかった自分には1周+1分間のペナルティーが課せられました。
○周回遅れでトップの51番に抜かれる瞬間!

 

< 最後に! >

いろいろな反省点を残しながらも自分にとって今年最初のイベントが終わりました。
いつもレース場で会う人達と久々に話が出来たし、いつもの仲間とはしゃげたのでとっても満足できました。

最後にこんなご褒美も貰ったし、これ以上言うことなし・・・っていう感じです・・・(*^_^*)/

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました