< スノー・チャレンジED >
先日の日曜日、千歳の北海道オフロードパークで開催された”第2回スノー・チャレンジエンデューロ”に参戦してきました。
もうこんなに来ているのかと思ってよく見たらATVばかり。丁度この日はATVの2009 ICE KING series(第1戦)の開催日だったようです。
< スタート前! >
雪こそ降っていないもののかなり寒い朝なのに集まってきた連中は皆やる気満々です。
ヘルメットもかぶらないで我先にと周辺の広場で雪の感触を楽しんでいます。実に楽しそうなので、たまらず自分もこの仲間に加わってしまいました。
「そうだ、今日はお師匠さんが来ているから、以前○○さんからアドバイスを貰っていたフロントフォークの突き出しを調整してもらおう。」ということで、早速その場でお師匠さんにフロントフォークの突き出しをめいっぱい無くして貰いました。
これで直進性がかなり向上するはず。少々ハンドルが振られても車体は安定して楽になるかも(*^_^*)/ウシシ・・・シメシメ!。
< 偵察! >
ピットには今回もまた楽しそうなバイクが並んでおり、軽く偵察することに!
それにしてもみんなで一気に走るということは、きっと団子状態になって走るんだろうなぁ・・・危ないなぁ・・・イヤだなぁ・・・でも参加しないと完走したことにならないしなぁ・・・色々悩みながら複雑な気持ちでスタート時間を待つことになってしまいました!<b
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< なんか変???! >
その後気を取り直し走ってみたら何となく前と乗り味が違う???
いつもと同じような雪面を走ってるのに何故かしらうまくハンドリングできない。
もっとヒラヒラ曲がるはずなのに???
そんじゃこれでどうだと無理やりマシンを寝かしたら、またまたツルンと転ける始末。
どうやらレース前にいきなりフロントフォークを弄ったのがいけなかったみたい???
今更ピットに戻れないので潔くハラを決めて何とか前に進むことだけを考える。
転ばないように両足は左右前後にフル稼働、フカフカ雪では両手でマシンを前に押しながら、左手はエンジンが停まらないように半クラを多用し、右手はアクセルを捻ったり戻したり・・・いやいや疲れるのなんの。
最初の1周は練習走行だというのにこれだけでクタクタになっていました。
< 疲れがドッカリ! >
レースが3周目に入った頃に疲れが一気に来ました。
既に転んだ回数も覚えていないし、ろくな運動もしていなかった自分にはもう力が残っていない感じ。
リエゾン区間は15㎝ほど積もった新雪のフカフカ状態でそこに出来た轍に沿って走るのは自分にとって至難の業。
何とか轍からはみださないよう必死に両足を使って前に進もうとするも、雪壁にステップや足が引っかかって思った通りに進めない。
転倒車両を避けるためには、フカフカ雪の上をクロスして別なラインに乗らなきゃならないけど、これまた体力を消耗するんです。
やっとの事でラインを変えた時には、ついさっき目の前で転けていたマシンがかなり先に進んでいたりするんですよね・・・世の中非情だ(^_^;)
< アクシデント発生! >
5周目のリエゾン区間でまたもやツルッと左に転けました。
何とかマシンを起こして、エンジン掛けて先に進むもギアがセカンドに入りません。
あらら・・・おかしい???<br
/>ニュートラに戻したり、ローに入れたりしてみるも上手くセカンドに入らない。
ゲッ・・・まさかミッションが・・・ぅぅぅ・・・不安???
ひょっとしてシフトレバーでは・・・?
数日前、シフトレバーの位置を上げすぎてクランクケースに当たりうまくギアチェンジが出来なかったことを思い出しました。
マシンを停めて見てみると案の定シフトレバーが内側にグンニャリ曲がっていました。
まずい・・・これじゃチェンジ出来る訳がない。どうしよう・・・と考える余裕もなく両手でレバーを掴んで思いっきり手前に引っ張っていました。
ギアチェンジに支障のない位置に何とか戻すことができてホッと一安心。
< 最後の1周! >
後もう少し。確か後1周で終わると思っていたレース終了間際のこと。
ゴール前で”頑張れ”と応援してくれた人に”何とかあと1周なんです・・・”と元気に答えたのに、その後パンチカードを見せたら、あ・・・まだ2周残ってるから・・・と言われてガックリ。
ここでつまずくと大変なので、自分は前が空くのをじっくり確認してから先に進みました。この時点で既に先頭集団と数十秒の差がついてしまっています。
そうだよ。これだよ。これなんだよ。レース前に急にフォークを弄ったりするからおかしかったんだよ。と反省するも時遅し。
2周目が終わる前に先頭ライダーがゴールして、この時3周目に入っていなかった自分には1周+1分間のペナルティーが課せられました。
○周回遅れでトップの51番に抜かれる瞬間!
< 最後に! >
いろいろな反省点を残しながらも自分にとって今年最初のイベントが終わりました。
いつもレース場で会う人達と久々に話が出来たし、いつもの仲間とはしゃげたのでとっても満足できました。
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