初のHTDE参戦記6(最終章~レース2日目)!

エンデューロ
いよいよレースの2日目の朝を迎えた。
空を見るとドンヨリしており、天気予報でも午後から雨が降るようなことを伝えていたが、今のところは大丈夫なようだ。
空を見るとドンヨリ
今日は1日目に比べてまるっきり1時間早いスタートとなるので、宿泊所の清掃を早々と済ませて出てきた。
朝食はピットで軽く済ませてから歯を磨いて気分をすっきりさせた!
朝食はピットで軽く済ませてから歯を磨いて気分をすっきりさせた!
昨日と同じようにスタートラインに並んで係員の合図を待つ。
スタートラインに並んで係員の合図を待つ。
そして8時32分にエンジンをかけ無事にスタートした。
エンジンをかけ無事にスタートした。
コースは昨日と全く同じで、ぬかるみのところが踏みならされている分、走りやすい感じがした。
今日の周回数は2周。
スキー場を上って降りてきて、舗装に出て横に曲がって、クロステスト会場でテストを受け、その後林道やウッズを抜けて川を渡って……と、今日もすがすがしく、楽しく、それでいてちょっと緊張気味の何ともいえない快いレースが始まった!!
緊張気味の何ともいえない快いレースが始まった!!
ここは周回途中にあるタイムチェックポイント兼エンデューロテスト会場だ。
タイムチェックポイント兼エンデューロテスト会場だ。
ここに自分の決められた時間までに到着し、タイムチェックを受け、その後準備ができた者から約6キロのエンデューロテスト(タイムアタック)に突入する。
係員の5・4・3・・・のかけ声のあと旗が振られると同時にスタートするが、自分は緊張していたのか? 気がゆるんでいたのか?、5・4・3・・・と数えられているうちにあることに気がついた!
いや・・・無いことに気がついたといった方が当たっている!!!
”あ…スミマセン。 ちょっと待って…ゴーグルするの忘れました…”
で、ギアをニュートラに入れて、ハンドルにぶら下げてあったゴーグルをかけて、ギアを入れて、”行っていいですか???”と聞いたら・・・
係員は、呆れたというか、冷たい視線でコックリ頷いて、いいから早く行け…という感じだった。
あらら・・・やっぱカウントはやり直さない…のね(^_^;)?!
 こりゃやばい…既に数十秒も経過しているので、急いで行かなきゃ・・・
ってな感じのお粗末な失態ぶりだった!
いいから早く行け…という感じだった
元野菜団地だった畑の中を気持ちよく全開で走り抜け、
元野菜団地だった畑の中を気持ちよく全開で走り抜け、
ほどよく整備されながらもところどころにステアケース的な段越えや、ヌタ場があるところを爆走する。
ステアケース的な段越えや、ヌタ場があるところを爆走する。
ここは下って走るので周囲の見晴らしはバッチリだ!
これがとても気持ちがいい!
路面も走りやすいし、見晴らしがいいので、自分より先にスタートした車両が視界に入ってくる…
これがまた奮起しちゃうんです・・!。
遅い自分でもアクセルを捻ればひょっとして追いつけるんではないか・・・??? っていう…淡い期待というか、
錯覚がおきちゃうんですよ!!。    そんな技量あるはずないのに…(^_^;)
アクセルを捻ればひょっとして追いつけるんではないか・
こうした気持ちにさせてくれるコースってワクワクするというか設定した人のセンスを感じる。
とってもグッドだ!!!
で、このあとウッズを抜けてテスト会場の近くの川の土手に戻ってきたときに、2度目のハプニングが起きた!
川を見たら前車が転倒したらしく前方が塞がっていた。
自分の目指していた安心ルートが塞がってる・・・1秒でも速く…と走っているテスト中なのにだ…(^_^;)?!?
どうしたものかといったん土手の上で停まったものの、川の下ではマーシャルが早く渡れと指図している。
ちょっとまってヨ! …どう見たって川が濁って中がどんなになってるか分からないし、おまけに目の前に大きな石がゴロンとあるじゃない…????? 早くよけてよ…って言うのが自分の気持ち!!!
でもこれがレースなんだし、仕方なく降りていくことに!!。
でもこれがレースなんだし、仕方なく降りていくことに

川の中にフロントタイヤを入れ大丈夫なことが分かったので、アクセルをふかして前に進もうと思ったら、フロントタイヤが右の大きな石に乗り上げてゴロンした!!!。

フロントタイヤが右の大きな石に乗り上げてゴロンした!!!。

恥ずかしいので何とか起こして、前に進もうとしたらまたフロントをとられて2度目のゴロンだ!!!。

この失態は高見道の”瑠偉たん”のカメラに一部始終納められていた。 この失態は高見道の”瑠偉たん”のカメラに一部始終納められていた。
数分ロスした感じ!
ここで数分ロスした感じ!
気を取り直し、アドレナリンを思いっきり放出しながらマシンを起こして川を走る。
気を取り直し、アドレナリンを思いっきり放出しながらマシンを起こして川を走る。
そして土手を上る。
土手を上る。
IAクラスは速いのでヘルメットの上まで水しぶきが上がる!。
ヘルメットの上まで水しぶきが上がる!。
ヘルメットの上まで水しぶきが上がる!。
自分の水しぶきはせいぜいヒザ程度だ!!。この違いはいったい何なのか???????
その理由が分かっているだけに恥ずかしい(^_^;)
理由が分かっているだけに恥ずかしい
で、無事テストを終えてウッズを通り階段を下ってスタート(ゴール)地点に向かう。
無事テストを終えてウッズを通り階段を下ってスタート(ゴール)地点に向かう。
何とか規定の2周を終えてピットに戻ってきた。
何とか規定の2周を終えてピットに戻ってきた。
これで2日間とも完走できたのでファイナルクロスに進むことができそうだ!。
”まだ時間があるからゆっくりしたらいい・・・”と仲間に言われながらも、気が急いていた自分は早々とタイムチェックを受けてパルクフェルメに車両を保管してしまった。
2日間とも完走できたのでファイナルクロスに進むことができそうだ!。
で、時間は進んで、完走者だけに出場チャンス与えられるファイナルクロスだ!
規定周回数は8周。 1周1キロくらいあるので、8キロくらい走ることになりそうだ!。
ますはCクラスからだ!。
各車、マーシャルの先導のもとで1周廻ってコースの下見を終えた後、前日の成績順に好きなところにスタート位置を決める。
1周廻ってコースの下見を終えた後、前日の成績順に好きなところにスタート位置を決める。
で、スタート30秒前!。
スタート30秒前!。
これを見ていて自分もまねしてみた(^_^;)
これを見ていて自分もまねしてみた(^_^;)
スタート前の緊張の一瞬だ!!!
スタート前の緊張の一瞬
いよいよCクラスのファイナルクロスがスタートした。
Cクラスのファイナルクロスがスタートした。
186番のkoutanは優勝を狙って先頭集団に食らいつく。
186番のkoutanは優勝を狙って先頭集団に食らいつく。
186番のkoutanは優勝を狙って先頭集団に食らいつく。
自分も遅れじと最終集団で頑張って走る。
自分も遅れじと最終集団で頑張って走る。
自分も遅れじと最終集団で頑張って走る。
廻っているうちにだんだん慣れてきたのか数台を抜くことができた。
廻っているうちにだんだん慣れてきたのか数台を抜くことができた。
廻っているうちにだんだん慣れてきたのか数台を抜くことができた。
この時自分は少しずつ進歩しているんだということを身をもって感じた!!
この時自分は少しずつ進歩しているんだということを身をもって感じた!!
イメージ 23
イメージ 25
そしてあっという間にゴールイン!
そしてあっという間にゴールイン!
無事廻ってホッとした一瞬だ!。
後半かなり調子が上がってきていたので、あっという間に終わってしまった感じだ。
気分的にはもう10周くらい廻りたかった。
無事廻ってホッとした一瞬だ!。
Bクラスでもyoshiさんが頑張っていた。
Bクラスでもyoshiさんが頑張っていた。
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最後はIA・IBクラス。
最後はIA・IBクラス。
このレベルになると音からして違う。
スタートは、地響きのようなハラワタが煮えくりかえるような音が振動とともに地面の下から体に伝わってくる感じで迫力満点だ。
で、やっぱりこの人が`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!ちぎって優勝した。
このレベルになると音からして違う。
自分は全てが終わって放心状態!
前日の車検から始まって、1日目が終わっても次の日のことがあるので気が抜けないなど緊張しっぱなしの中でのレースだったけど、それだけに終わってみたらめっちゃ楽しかったし、とても充実した気持ちになれた。
エンデューロレースに出てこんな達成感を味わったことは初めてだ!
自分は全てが終わって放心状態!
2日目の結果が張り出され自分は14位だった。
ゴーグルのし忘れや、川で2回転けたこともあるけど、それを割り引いてもやっぱ遅かった。
2日目の結果が張り出され自分は14位だった。
2日間合わせた結果では総合で11位!。
これでも自分の予想よりは遙かに良かったので来年への励みになる。
来年は、
リエゾンの練習は林道アタックで!
持久力とクロステストの練習はガルル戦で!
何でもありのエンデューロテストの練習はXC戦で!
とにかく研鑽を積んで今年より上の成績をを目指すだけだ!!!
2日間合わせた結果では総合で11位!。
Cクラスでは我がチームのkoutanが優勝しシャンパンを抜いた!
Cクラスでは我がチームのkoutanが優勝しシャンパンを抜いた!
全日本はもちろん小池田猛選手が優勝した。
全日本はもちろん小池田猛選手が優勝した。
自分にとっては敷居が高く、一生出ることなど無いだろうと思っていたオープンEDだったけど、今回初めて参加してみていろんなことを学んだ。
自分にとっては敷居が高く、一生出ることなど無いだろうと思っていたオープンEDだったけど、今回初めて参加してみていろんなことを学んだ。
経験しないと語れないし一度経験したので自信を持って伝えられることが何よりの収穫だ!
今回HTDEに初めて参加したことにより、新しいバイクの楽しみ方を覚えてしまったので、今後は自分のバイク人生が少し変わっていくような気がしてきた(^_^;)!!!

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