WR250Rでガルルカップ第1戦に参戦!

エンデューロ
先日の日曜日、例によってガルルカップエンデューロに行ってきた。
10時から受付が始まるので遅くとも9時前には会場に・・・と思ってはいたものの、WR250Rをトランポに積み込んで買い物をしたら、既に9時を回っていた。
これはヤバイ・・・と思って急いで会場に向かっている途中で仲間のyoshiさんから「今どこ? 皆んなもう来てるよ!」との電話があった。
面目ね~・・・ すっかり遅れてすんまそん m(_ _)m

 

会場に着いたらみんなそれぞれの準備をしていた。
自分も早速WR250Rをトランポから降ろしてエンジンをかけた。
良いよこれ! 楽だよこれ! セル付インジェクションなので一発でかかるし、レーサーのようにシビアじゃないし、気分的にものすごく楽だよこれ!!

 

←(¬_¬)んんん…? 自分が準備していたら端っこの方でみんなで何やら打合せを・・・???

 

・・・と思ったら、みんな朝から美味しそうに焼肉を頬張っていた( ̄□ ̄;)!!ジ~ !

 

はるばる函館から、TSEのホームページを管理しているshingoさんがオンに乗って応援に来てくれた。

 

この時点でまだ会場に来ていない仲間が一人!
ガルルカップに命をかけてるイタル君がまだ来てない?!。
お師匠さんのKTMは今日はイタル君に運んで貰うことになっていたけど、いくら待っても来ない?!。
電話も通じないし何かあったのではないか?と気を揉みながら到着を待っていた。
そしたらややしばらくしてから本人が登場した。
みんなの心配なんか全然関係ない感じだ。さすがガルルマスターと呼ばれるだけあり余裕のヨッちゃんだ(^_^;)

 

軽トラから降ろしたイタル君のWR250Rはいつもとは違っていた。
何とシュラウドのデカールをモンスターエナジーに張り替えてあった。

 

イタル君はお気に入りのWR250Rに跨り嬉しそうに大きなパンを頬張っていた。

 

一方、お師匠さんはKTMのエアクリ手にとって…… ( ̄□ ̄;)!!ジ~ っと見つめていた。

 

              そして一言!
    ”エアクリのフレームを持ってくるの忘れた! ”・・・ ( ̄○ ̄;)w orz・・・?!
       (・_・)エッ……? それじゃレースに出られないじゃん???
私: どうするんですか?
お師匠さん: 今から取ってくるかな?
私: 時間は大丈夫ですか?
ツー: 今からだと間に合わないからそのまま付けちゃえばいいよ!
私: (・_|んん? ん????
お師匠さん: そうだね、それでいくか?
といって、スカGのトランクから魔法のテープを取り出して何やら作業をし始めた。

 

←(¬_¬)んんん…? こんな手もあったのか・・・???
お師匠さんはガムテープを小さくちぎってエアクリを本体にくっつけている。
確かにエアクリは外れなきゃ良いだけなのでフレームが無くてもこれで支障がないはず!
お見それいたしやした m(_ _)m

 

そうこうしているうちに受付が始まった。

 

11時半を回った頃、開会式とライダーズミーティング開始のアナウンスがあり、その後一斉スタートするために各自並ばされた。

 

さあいよいよレースのスタートだ!
1周目はマーシャルを先頭に走ることになっている。

 

Cクラスのイタル君は優勝を狙って元気よく出て行った。

 

Bクラスのツーも上位入賞を狙って勢いよく出て行った。

 

自分は集団のダンゴに巻き込まれて転けるがイヤなので、一番後ろの方から恐る恐るついていった。

 

ジャンプもほとんどナメナメ走行。
だんだん調子に乗って大きく飛んだら、思いっきりジャックナイフのように前からつっこみそうになって冷や汗をかいた(^_^;)

 

yoshiさんも淡々と走っている。

 

イタル君は最近やたら速くなっている。

 

前回のXC第1戦では振るわなかったお師匠さんも、今日は鬱憤を晴らすように飛ばしている。

コースの奥の方では何かトラブルがあったよう???。

 

それに目もくれずにyoshiさんやイタル君達はわれ先に・・・と走る!

当然、お師匠さんや私も周りのことなど気にせずに走る。

←(¬_¬)あれれ・・・オレってひょっとして猫背か?

 

今まで気がつかなかったけど写真を見たらかなり背中が丸くなっていることに気がついた。
遅い分、格好だけでも良くなりたいのでフォームを研究しないとイカンと感じた(^_^;)

 

以下、MXコース内の走行写真!。

WR250Rにしてから初めての3時間レースなので燃料がどの程度持つか心配だった。
事前にイタル君からはノンストップ・無給油で3時間を走ることは無理と聞いていた。
いつピットに入るかを気にしていたら集中力がなくなるので、レースが半分ほど過ぎた頃にガソリンを補給した。
補給には1~2分かかったが、この数分間の休憩で自分の体がとても楽になった。

3時間が過ぎようやくゴールした。

ツーは今日も速かった。Bクラスで4位。総合で12位に入った。
お師匠さんは途中でシートレールのボルトが逝かれたにも関わらず、完走してBクラスで5位。総合19位だった。

 

ガルルマスターのイタル君はC(市販車)クラスで3位。総合26位の活躍ぶりだった。

 

レースが終わって後片付けした後、仲間と一緒にご褒美のアイスクリームを食べに行った。

 

こんな大きなジャンボアイスを頼んだのはBクラスで12位。総合33位のyoshiさんだった!

 

出場台数93台中、自分は総合で55位。Cクラスでは5位のトロフィを貰うことが出来た。
出場台数は少ないけど入賞など考えてもいなかったのでとても嬉しかった(*^_^*)
こういう事があるからレースって止められない!
レースは集中力が付くし、成長度合いが分かるし、励みにもなるし、次なる目標も出来る。

 

家に帰ってからエアクリを見てみたらこんなに汚れていた。
ひょっとしてこのエアクリとともにバイクに乗っていた自分の肺の中も同じ状態なのでは???・・・と思うと”ぞぉ~っ”とした(∋_∈)クワバラ・クワバラ!

 

< いつもやってるレースの反省! >

今回のガルルカップでは、以前のミニモトに比べて、WR250Rで何周回れるか? コース内のジャンプをいかに上手く飛ぶことが出来るか? ということを自分の課題としていた。

ジャンプは上手く飛べる時と上手くいかずに前から落ちて焦ることが度々あったので、今後は中途半端な感じではなくしっかりした練習が必要なことを痛感した。
ジャンプで失敗しながらもお世話になったのがWR250Rのサスペンション!
前のめりになって”ヤバイ”・・・と思ったときもフルボトムせずに助けてもらった。
今回のレースでの一番の収穫は、3時間で30周を回りたいという目標をギリギリながらクリアできたことだ。
レース当日が超ドライで走りやすかったとはいえ、このことは自分にとって一つの壁を乗り越えられたような嬉しい出来事だった。
最近WR250Rに乗っているうちに、ある程度のスピードに乗れば少々の凸凹は気にせずにスムーズに走ることが出来るようになってきたし、カーブの轍やサンドの轍もアクセルを開けながらトレースしていけば何とか切り抜けられるようになってきた。
素人ながらに少しずつこの辺の感覚が体で感じ取れるようになってきたような気がする。
出来ればもう少し速く走れるようになりたいと思っているけど、自分がそう出来ない理由は分かっている。
直線で前を走っていてもカーブを回ったとたんに後ろから抜かれてしまう。
後ろで加速する爆音が聞こえた時は既に自分がスロットルをいくら回しても追いつけない。
でも抜かれることを自分は全然気にしないことにしている。
レースは3時間もあるし、抜かれないように無理して走ってもペースを乱すだけで体力が続かない。
気張ると転ぶし、疲れて気を抜いても転んでしまう。転んだら痛いし怪我をする。
怪我をしたらレースが楽しくなくなるので無理をしたくない。無理をしなくてもそこそこのスピードでマシンが走ってくれる。
WR250Rは倒すと重いけど、走っている分には自分にとって実に乗りやすく爽快なマシンだ。
だからなるべく倒さないように、体力を浪費しないようにと考えながら走っている。
上手くは言えないけど、レースはやっぱり自分と戦っているんだ・・・というのが最近の自分の本音のような気がする(^_^;)!

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