2025 八剣山スノーライディング 第1戦 観戦レポート

エンデューロ

2025年1月19日(日)、札幌市内の八剣山果樹園で開催された「八剣山スノーライディング第1戦」を観戦してきました。

今年の道内は雪が少ないものの、主催者の整地のおかげで路面コンディションはすこぶる良好。
雲の中から青空が見える下で、熱気あふれる雪上レースが繰り広げられました。

以下、写真を交えてその模様をレポートします。


1. 朝7時過ぎに会場に到着

早朝からレース会場は活気にあふれており、選手や家族連れや友人同士の観戦者が続々と集まりはじめました。山小屋のそばには、そば、からあげ、焼きいもなどの出店が並んでいました。


八剣山の住職?もスタッフの一員として協力に加わっていました(真っ赤な嘘)。


会場ではライダーや応援者たちがテントで朝食をとっていました。また家族連れの選手や仲間同士で参加している方々が会場で楽しそうにレースの準備をしていました。


2. 受付が始まった

9時になると受付がスタート。



今年はちびっ子たちの参加者が増えてこともあり、出場枠は124台となりました。
今年も受付開始後わずか7分でキャンセル待ちとなる人気ぶり。
選手たちは、くじでスタート位置を決めると、それぞれのマシン整備に取りかかります。


雪上レースの鍵を握るのは「タイヤ作り」。車のタイヤをはかせたり、オフロードタイヤにスタッドレス加工を施したり、断熱材や段ボールを使ったキャブのアイシング対策を施すライダーもいます。もちろん自分自身の寒さ対策も含めて万全の準備を整えていました。


3. 開会式が始まった

9時50分、開会式が行われました。寒さのせいか、慣れてしまっているせいか、開会式の参加者は少なめでしたが、ドラえもん、バカ殿、半袖姿のスタッフの方々が開会式を盛り上げてくれました。

 

それぞれ個性的な仮装でユーモアあふれる雰囲気の中で、まもなくレースが始まります。


4. いよいよスタート!

「ナイヤガラ・スタート」と呼ばれるスタート風景がこのレース最大の見どころ。
土手の上に並んだライダーたちが、日章旗の合図とともに駆け下り、マシンまで全力疾走!
仮装姿のライダーや裸で参加する猛者も見られ、観客は大盛り上がり。
迫力ある光景に八剣山の頂上から見物する人もいました。


5. レースの様子

レースは3時間耐久。コースは果樹園の散策路を利用して展開されました。

クラス分けは9種類(ライオン、うさぎ、きつねなど)。特に「ライオンクラス」ではトップ選手が3時間で30周以上を走るハイレベルな戦いが繰り広げられました。


参加車両は50ccのスーパーカブから1000ccのロードバイクまで幅広く、親子連れや道外からの参加者も。

 

痛そうな方々もいました。

このレースの楽しみは、カスタムしたレトロ・マシンとそれに合わせたファッションを楽しめるところにもあります。

もちろん仮装組も大いに楽しませてくれました。

被り物で参加しているちびっ子たちもいました。

 

こうした様子を野次馬さんもしっかり観戦してました。


カメラを向けると「じゃんけん」でポーズをとるライダーも多く、楽しい雰囲気の中でレースが展開されました。


6. ピットの様子

ピットでは第1走者を終えたライダーたちが一休みする中、笑顔で応援する観客も。
温かいそばやからあげを片手に観戦する姿が印象的でした。一方で疲れて涙を浮かべるライダーや、余裕たっぷりでほっかぶりをしたベテランもいました。

 


7. ゴールとレース後の楽しみ

制限時間3時間が経過し、先頭車がゴールインしました。なお時間とともに1番手でゴールしても周回数によって順位が決まるため、1位というわけではありません。


山小屋の中では恒例の焼き肉が始まり、ライダーや観客たちが一緒に美味しいジンギスカンを食べながらレースの疲れを癒していました。

   

8. 表彰式と恒例のじゃんけん大会

表彰式では「ウサギクラス」でバカ殿が優勝しました。

総合優勝は31周を回ったライオンクラスの岩崎選手で、2位との差はわずか2秒という大接戦。初優勝をゲットしとても嬉しそうでした。


表彰式後の恒例行事、じゃんけん大会では大量のタマネギが景品として配られ、大盛り上がりで幕を閉じました。

こうして楽しいレースが終わりました。参加された皆さん、応援の皆さん、スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。


9. 次回の案内

次回の「八剣山スノーライディング第2戦」は2月16日(日)に開催予定です。
すでに参加枠は埋まっているようですが、3月2日(日)に開催される第3戦の予約は2月19日(水)の19時開始とのこと。参加を予定している方はエントリーをお忘れなく!


最後に

八剣山スノーライディングは、真冬の寒さの中でもライダーたちの情熱と遊び心があふれる魅力的なレース。誰もが楽しめる自由な雰囲気と、真剣勝負が同居するこのイベント。今年も観客と選手の笑顔が絶えない一日でした!

写真アルバムはこちら: https://photos.app.goo.gl/gU4VugEq9MryAW9M8

 

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