夕張XC最終戦! LADYSクラスではCRF150Rが大活躍!

エンデューロ

レースの朝

今日は夕張XC最終戦(第4戦)
前の日にお酒を飲んで早く寝てしまったせいか、緊張しているせいか、とにかく朝4時前には目が覚めてしまいました。
家族が寝ているのを気にしながらゴソゴソと荷物を玄関に運び、車庫からトランポを出すために外に出ると真っ暗。
おまけに天気は晴れているものの超寒い朝でした。
軽く朝食を済ませ必要装備をトランポに積み込んでいざ夕張の会場に向かいました。

会場入り

5時半に仲間といつものコンビニで待ち合わせ、買い物をして6時半頃には会場入り。
トランポからCRF150Rを降ろしてまずはエンジン始動・・・と思いきや何か変。
いくらキックしてもかからない。
2週間ぶりなのでガソリンが古いせいかも・・・と思い、キャブからガソリンを抜いてキックしてもかからない。何故?。普通は2~3回出かかるのに・・・?。
いくら何でも20回程度やればかかっていたはずなのに今日はかからない。
まずい。超まずいっス。
そういえば最近めっきり寒くなったことを忘れていました。
一緒にいたイカ飯さんから”メインジェット替えてないの・・・?”と聞かれ、気持ちが”ガーン”・・・”そんなの関係ない”って言いたいけど、こればっかしは実際やっていないので凹みました!
おまけに吸い過ぎかどうかも分からない・・・。一応、プラグは持ってきているものの交換するのは結構大変。
困った自分を見てイカ飯さんが代わりにキック。数回やるもかかりそうな気配が有りそうな無さそうな・・・。
再度自分に代わってイカさんのアドバイス通りに、アクセルを全開に開いてゆっくり2/3戻してそのままキック。
ようやくエンジンがかかりました。
この間、キックしては数分休ませたり何だかんだで約30分程度。
いや~ぁ超焦りました。
やっぱり早く来て正解でした。
これで時間がなければ、急ぐあまりに逆にコジらせてもっと悲惨なことになっていたかも・・・とにかく早く来て良かったです。

そうこう準備している間に続々と仲間が到着。
今回はいつもお世話になっているお店の店長さん自らが我々のために焼き肉セットを持ち込んで応援にきてくれました。
うれしいですね。この店のこういうところが大好きです。
売るだけでなく時には商売抜きで一緒に遊んでくれます。やっぱ気持ちですよね。
店長さんをはじめ応援団のみんながテントを設営して焼き肉の準備をしている間に、レースに参加する我々は受付を済ませた後に車検を受けました。

ミーティング

今日のコースはどういう設定がなされているのやら・・・不安に思いながらも、9時になりいよいよレースのミーティングが始まりました。
大会代表者の説明では、日が短くなったことや非常に寒くなったこと、そして今年最後のレースなので気持ちよく走ってもらいたい。そのためにも今日のコースは前回より少しショートカットしてあるとのこと。
完走は5時間以内。岩盤はAAとAクラスのみ使用。ただし最後のレースなので他のクラスでも岩盤を走りたい方はチャレンジして良いとのこと。(笑!)
これを聞いてホットしました。
何が何でも夕張の名物そしてYouTubeでもお馴染みのあの岩盤浴の洗礼は受けたく無かったものですから・・・(>_<)。

周回数はAAクラスが10周、Aクラスが9周。Bクラスが7周、FUNクラスとLADYSクラスが4周。
AA~Bクラスまでは最初の1周はコースの下見で成績には関係なし。
FUNクラスとLADYSクラスは下見の時間と本番のタイムがほとんど変わらないということで1周目からカウントするとのことでした。

レーススタート

例によって10秒おきにスタート。
皆が見ている前を格好良く(?)走り抜け、下が右ヘアピンになった5メーターほどの坂を下りました。ここから少し進んで凸凹になった乾いたウッズを通りちょっとした坂を上って抜けたところで平坦な一直線道路に出ました。
ここで後ろから来た全開の数台に抜かれるも”そんなの関係ない”ってな感じでマイペースでチンタラ走行。
途中、ハイキングコースなる看板を左目に見ながら、乾いた路面の坂を上って本格的なウッズに突入。深い轍に逆らうことなく運を天に任せてパワーで何とかクリア。その後ツルツル・ベチャベチャ・グチャグチャなところをスタックしないように一気に駆け抜け、山を下りてきたと思ったら今度はまた上り。
ここは山の傾斜を横に走りながら少しずつ頂上の方に上っていくようなルートになっていました。

少し進んだところでこれまた夕張名物の”馬の背ルート”。
ここは幅50センチくらいの一本橋のような馬の背になっており、左側は一歩踏み外すと下まで数十メーター落ちるのではないかというような斜面。
右側は馬の背より1メーターほど低くなってドロ水が流れる側溝のようになっています。
上級者はここの馬の背の上を一気に駆け抜けるようなのですが、ほとんどの人は右側の泥水コースを進むようです。

ここを通り抜けると次は激坂上り。激坂は前回もクリアしてるので途中でストップしないように一気に駆け上がりました。その先には前回私がハマったヌタ場があり、既に2台がハマっていました。
前回の教訓もあるので後続車が行くのを見てから・・・と思っていたら、向こう側にいるヘルプの方が、左を通れと腕で指図してくれました。そのとおり左端を通ったら難なくクリア。
この後ヌタヌタルートを走りながらV字になった高低差のあるところを2ヶ所通って1周目のチェックポイントまで到着しました。
う~ぅん・・・今日は何かいけそう。腕は上がりっぱなしだけど前回ほど疲れていないし、休まずにこのまま行こう・・・ってな感じで2周目に入りました。

2周目はウッズの中で前々車が轍にハマって立ち往生。
それを見ていたマシンの右横に付いたら、後ろから来た1台が私の右で止まり私の方に倒れてきました。”あ・・あ・っ・ごめんなさい・・・”といいながらもたれ込んでくるのをかわすことが出来ず、私も将棋倒しのように転けました。
いくら軽いCRF150Rでも跨ったままでは起こせなかったので、仕方なくクラッチレバーを握ったまま降りて何とか起こしました。

3周目は最後の5メーターほどの高低差のあるV字を上り切れずに底までズリ落ちました。
後ろのマシンが私の横からチャレンジするも、私の前で転けてそのマシンと私の前輪が絡むことに・・・ここではヘルプの方が私の前輪を右に払って絡みを解いてくれました。ラッキー!
こういうところでは周りの抜け道を良く探せ・・・と言われていたので、よく見るとあるではありませんか、すぐ横にマシンが通った後が・・・。
迷うことなく真横にあるそのラインから迂回しV字の上に出ることが出来ました。

4周目も何とかかんとかゴール近くまで来たときに、沿道で私の10秒前にスタートしたデブデブが手を振っていました。
アレ・・・もう既にマシンを降りて応援に回っている・・・?
後でリザルトを見たら、彼は私より20分以上も前にゴールしていました。

ゴールイン

ようやくチェックポイントに到着しゴールイン。
今回も無事完走できました。めでたしめでたし。

今回は何故かしら前回のような疲れはありません。
これまで続けざまにY!Y!カップ→夕張XC第3戦→ガルルカップと既に3回もレースに出てきたせいなのか、それとも実力が付いてきたからなのか・・・(^_^)へへ。
でもよく考えると何のことはありませんでした。
前回は3時間近く走っていたのに今回は2時間を切っていました。特段ハマったところもなかったのでスンナリいったようです。
その後、我々の倍近く周回しているBクラスの仲間が次々とゴールインし、仲間全員が怪我もなく見事完走を果たしました。

レース後

みんなが走り終わった後は店長さんが用意してくれた美味しい”ジンギスカン”。
仲間から美味しい”豚汁”の差し入れもあり皆超満足。
ワイワイ話しているうちに人の動く気配が出始めました。
そろそろリザルトが出たのではないか・・・ということになり、皆で表彰場所の方に見に行きました。

発表されたリザルトを見ると、何と前回の第3戦にFUNクラスで出場しいきなり2位に入賞した仲間のモリリンが、今回Bクラスで出たにも関わらずまたしても2位。
また、つい最近KTMの250EXC-Fを手に入れて”今回は3回目の試乗”と言いながら初出場したFUNクラスのデブデブもいきなり3位に入っているではありませんか。
さらにBクラスのヨシさんも念願の6位入賞です。
仲間が3人も入賞したということで、自分のことのようにうれしくなってしまいました。

私は7位で惜しくも入賞を逃しましたが、8位の前回に比べて1番手上がったし、2回目の夕張XC出場で何となく夕張のコースの感じがつかみかけてきたので自分としては大満足しています。そして何よりピットで1回も休まなかったということが、自分にとって大きな自信になったような気がしています。
今後、スピードに耐えられるようにもっと体力を付ければ、ほんのちょっとだけタイムが縮みそうな気がしています。
楽しみ楽しみ・・・次は6位以内の入賞をねらいにいきますよぉ~(*^_^*)!。

雑感

今回初めて設営されたLADYSクラス。
何とこのクラスではCRF150Rが1位と2位を獲得してました。
恐るべし”CRF150R”。小さいのによく走ることが夕張で証明された感じですね。
同じマシンに乗る人間としてとってもうれしく思っています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました