CRF150Rが水没!

ファンライド

バイク屋さんの林道ツーリング

今日は5月27日(日)、いつもお世話になっているバイク屋さんの林道ツーリングです。
私を含めて総勢18名。朝9時に林道入口近くのコンビニの駐車場に集合し、食料や飲み物を買っていざ出発。
5分ほどで林道入口に到着し、一台ずつ入林したのですが、路面は前日の雨のせいもあってヌタヌタ状態。
滑りながらも何とか進み、8キロほど入ったところでこんどは沼のような大きな泥だまり。
よくこんなところを行くな?と思いしも、帰るにも帰れないので直進あるのみ。
不安ながらもど真ん中につっこんだ結果、腰まで水が浸かったかと思うとエンジンが止まってマシンごとよこ倒し。

見事、「イチGOまる」もろとも思いっきり”水没”してしまいました。

後から同行者に聞いたら、真ん中は駄目だというのを忘れていた・・・とのこと!
何で先に言ってくれなかったの? あ~ぁショック!・・・残念無念!

何とか同行者に助けてもらいながらも、バイクを土の上に引き上げていざキッ・・・
キッ・・・キ・・・アレ?
キックがおりません。

いくら飛び上がってキックしようにもキックが動かない。
どうやらエンジンに水が入った模様!う~ん・・・さてどうしたらよいものか・・・?

同行したお店の整備士さんのアドバイスで、まずはプラグを抜いてみようということで、シュラウドを外し、タンクを持ち上げてプラグケースを外したところまでは良かったものの、肝心のプラグが奥深いところにあり、通常のレンチではプラグまで届きません。
しまった。CRF150Rに同梱されてきたプラグレンチを持ってきていない・・・うッツ?!。

どうする?・・・お互いの目を見合わせながら途方に暮れそうになっていたところ、再度キックをいじると何とか動きそうな気配。ひょっとして・・・何とか・・・なりそう・・・か・・・と、何回か力を入れてやっているうちに、ようやくキックが正常に動くようになりました。良かった。
あとはエンジンがかかるかどうか・・・?。
キャブから水を抜いてキックすること数十回。ようやくエンジンがかかりました。
良かった。これで何とか前に進めます!。

気を入れ直して50メーターほど進むとまた同じような泥だまり。
先に行った連中は既に山を下りている頃と思っていたら、みんな苦労しながら第2、第3の泥だまりと戦っていました。

・・・自分は・・・最初の失敗の教訓を生かし、今度は慎重にラインを確認しながらチャレンジした結果、私にとっては第2第3の難所も何とかうまく渡りきることができました。

結果的に水没2台、バッテリー上がり2台・・・押し掛けしたり、バッテリーを積み替えてセルを回したり・・・あれやこれやと苦労しながら、皆で20キロのコースを3時間ほどかかって下山し、休んだ後は荒れていない他の林道コースを40~50キロほど流し、3時過ぎに目的の昼食場所に到着しました。

この頃にはわが「イチGOまる」も、ドロ水を吸ってエアクリーナーの目詰まりを起こしたのか、アクセルを戻すとマフラーでパンパンいい出し、終いにはアイドリングで止まってしまうような状態になっていました。

帰りの国道での信号待ちは、「ばぅばぅ」ふかしてエンジンが止まらないように気を遣う羽目になり、前後・隣に止まった車から「なに爆音たてて乗ってるんだ・・・」と言わんばかりの目付きで睨まれる始末。

だって、ふかしていないと止まっちゃうんだもん・・・みんなごめんネ・・・許して!!

ようやくお店にたどり着き、洗車した後に、初のオイル交換とエレメント交換を済ませ、トランポに積み込んで今日はお終い。

新車同然の「イチGOまる」の水没は超ショックだったのですが、自分にとっては超おもしろいツーリングでした。

雑感

私はいつもそれほど荒れていない乾いた林道ばかり走っていますが、今回、CRF150Rで初めて山に入り、ヌタ場や泥沼のような水たまり、轍こぎなどをやってみて、このバイクが驚くほど扱いやすいということを感じました。(願わくばセルが欲しい!。)

特に車体が軽いことはもちろんのこと、トルクがありレスポンスも良いので、エンジンのストールさえ気をつけていれば、パワーでガンガン先に進めます。

ヌタ・ヌタで滑る登りもトラクションが効いてなんなく走るし、深い轍にはまっても自分でマシンを持ち上げてラインを変えることが出来ました。(もちろん水没時の引き上げも楽でした。)。
また、セローでは立ち止まるようなガレ場の凸凹も、強力なサスに任せて不安無く通り越すことが出来ました。

このバイク、ヤマに入っても超楽しい~っすよ!

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