＜ピット＞

ある程度写真を撮りおわってピットの方に戻ってみると、お店の方が用意してくれた美味しそうな焼き鳥とキムチうどんが出来上がっていました。 早速ごちそうになり、ついでに持って行ったおにぎりも食べてしまいました。 美味かった・・・こうした味は一人じゃ絶対味わえないです。 レースに出ている人間だけだと、炭をおこしたりする余裕がないので、冷えたおにぎりを食べるのが普通。 でもそれじゃ何だから・・・と言って、いつも我々のためにテントや焼鳥、うどんなどを用意して、レースの最初から最後まで気持良く付き合っていただけるバイクショップ”○王”さんに感謝・感謝です。

＜ミニ・トラブル続出＞

さてツルツルレースも終わりに近づいたころ、レースに出ていた仲間のマシンにも色々とトラブルが出始めました。

まずはABEくんのKDX250。 見事にクラッチレバーが折れてました。 あれやこれやと試行錯誤しながら、最終的にはマシン側に残っていたクラッチレバーの根本に純正工具のプラグレンチの穴を無理矢理（ハンマーでたたいて）突っ込んで、ビニールテープをグルグル巻きにしてレースに戻っていきました。

次にT見さんのXR250。 チェーンガイドのネジが取れてブラブラになってました。 こちらはネジを付けてレースに復帰しました。

次にモリリンのXR250R。 立ち木と戦ってブレーキホースの付け根がポッキリ逝きました。 前ブレーキを握るとピュ・ピュってオイルが噴き出します。 これは危ないんじゃないの・・・と言ったのですが、本人は”とりあえずSSだけ回って来ます”と言って出かけたままレースが終わるまでピットに戻ってきませんでした。 後から聞いたら、前ブレーキ使わない方がタイムが良かったとのこと。

最後に”津ゥ”のKTM-250EXC。 走るのが楽しくて仕方がないといったような感じの”津ゥ”は、念願のKTMを手に入れて初めてのレース参加。 タイヤ交換やキャブ調整など、前の日まで一生懸命メンテナンスをやっていました。 そんな彼のマシンも、何度か倒しているうちに、マフラーの最後尾のフタの部分が何処かに逝ってしまったよう。 おまけにリアフェンダーも一部欠けてました。 早く直さないとマフラーのグラスウールがどっかに飛んで逝っちゃうよ!

＜ゴールと表彰式＞

レースがスタートしてきっちり3時間後の午後1時。場内アナウンスでレースの終了が告げられました。 皆で後片付けをしながら表彰式を待つことに！

14時過ぎに表彰式が始まり、ビジネスクラスから順に入賞者の発表です。 ビジネス、Cクラス、Bクラスは参加者が少ないので全員入賞。

エンデューロクラスは28人と一番参加者が多かったにもかかわらず、またしても仲間のモリリンが5位に入賞しました。 昨年7月のYYカップから始まり、ガルルR7、夕張XC3、夕張XC4、そして今回のHOPスノー・チャレンジエンデューロと、私が記憶している限りでは過去5回ほどレースに出ているはずなんですが、優勝こそ無いものの、これまで参加したレースは全て入賞しているはず。恐るべしモリリン！

腕が良いのかマシンが良いのか・・・ 普通ならマシンが良いから入賞して当然だ・・・って言いたいけど、彼の場合はそう言えないところがまた憎らしいところ。 だってモリリンのマシンは確か20年くらい前のもので、決して新しくないんです。 大したもんです！

表彰式が終わり、皆それぞれ後片付けをして各自帰路につきました。