二個イチ物語(その3)

整備・改造・オプション
今となっては1週間ほど前の10月26日の日曜日のこと。
例のごとく車庫からRM80の1号機を引っ張り出して前日の作業の続きです。

 

まずは某ホムセンで1,280円で購入してきた草刈機用の混合ポリタンクにガソリンと2ST用のオイルを入れ、2リッターほど燃料の用意をします。ガソリンとオイルの混合比はおよそ30:1としました。
(このときの写真を取り忘れてしまいました。)
次に水洗・乾燥を終えたガソリンタンクにコックを付けて燃料ホースに繋いだあとに混合ガソリンを入れました。
この時点でコックからガソリンの漏れがなくレバーをヒネるとガソリンが出てくることを確認し燃料ホースをキャブに繋ぎました。
さぁ、これでエンジンをかける準備が整いました。緊張の瞬間です。

 

素直にエンジンがかかることを祈ってキック。キック。キック・・・。
かかりません。
まだガソリンがキャブに送り込まれていないのかも・・・?
今度はチョークを一杯に引いてキック。キック。キック・・・”パラ・パラ・パラ・パロ・ロ・・・プスン・・・( ̄―+ ̄)ニヤリ   ん?  なんか良さげな気配が・・・?

 

さらにキック・キック・・・”パラ・パラ・パラ・ロ・ロ・ロ~ビィ~ィ~ン~”
かかった・・・と思って喜んだのもほんの一瞬。あまりにも五月蠅くてヤバイ・・・近所迷惑だ。止めなきゃ・・・という焦りが・・・(^_^;)
きっとチョーク引いているせいだと思いすぐにレバーをもとに戻したらどうにか止まりました。いやいやこん時は冷や汗もんでしたよ(^_^;)

 

その後何度か始動を試みて元気よくエンジンがかかることまでは確認できたものの、なんか変?。
チョークを引かないとエンジンがかからないし、かかったらかかったでアクセル満開状態のような感じで廻ってしまいます。もちろんチョークレバーを戻すとエンジンが止まります(>_<)???
うぅぅぅぅ・・・どうしたものか????
キャブレターをじっくり眺めるも素人の自分には良く分かりません。
考える人になって数分。
はて?
キャブレターのシリンダーの動きに関係なくエンジンが満開状態で廻るということは?
ひょっとしてどこからか空気がタップリ供給されているということではないのか?
確か仲間のマシンもアイドリングが安定しなくて(高くて)調べてみたら、インシュレーターが割れて、そこから空気を吸っていたという話を思い出しました。
そこでもう一度キャブレターの周りをよく見たら、あらら・・・エンジンのシリンダーとキャブレターを繋ぐところのボルト(マニホールドというのでしょうか?)が緩んで1mmほど隙間が空いているではありませんか。←(¬_¬)あやしい

早速レンチでボルトを締め、チョークを引いてキックしたところ、パラ・パラ・パラ・ビィ・ビィ~ィ~ン・・・とエンジンが掛かり、ここですかさずチョークレバーを戻すと、エンジンの回転がその戻し方に応じて変化するではありませんか。
やったー!!回転が落ちた。
ちなみにエンジンが止まらないようにチョークレバーを左手でやや開けた状態にしておいて、右手でアクセルを前後に回したら、ビィ・ビィ~ン、ビィ・ビィ~ンとアクセルの動きに合わせてエンジンの回転数も変化するではないですか。
お~ぉ無事問題が解決だ。ばんざぁ~いと心で叫び、顔はニンマリになりました(*^_^*)/
その後も試しに何回かエンジンをかけて問題ないことを確認し、最後にアイドリングが一定になるようにスクリューを調整しました。
エンジン始動が確認できたこの後はエアクリーナーの掃除です。
いきなり外したかったのですが、どうやろうともリアタイヤを付けたままでは外れません。
仕方がないのでリアタイヤを外してエアクリーナーを外しました。

 

エアクリーナーの中は思った通りです。スポンジが風化していて指で触ったら穴が空きました。

まずはエレメントを外してクリーナーボックスを洗浄です。

何とか綺麗になりました。

 

さてさて、これで懸案の第1段階のエンジンをかけるところまではクリアーです。
さて次の目標はどうするか?
早速、某ショップのお師匠さんに電話してこのことを伝えたら、間髪を入れず”次は足回りですかね?”・・・とのアドバイスが!
「なるほど。動いても止められなきゃ意味がない。怪我のもとだ。」ということで、次はブレーキ関係を弄っていくことにしました。
弄るといっても私のばゃいはただ分解してブレーキのシューが減っていれば2号機から奪ってくるだけの話。
自分に出来るのは注油とこんなことくらいしかないんです(>_<)トホホ
まぁ、それでも楽しいので、チンタラ・チンタラマイペースでやってきます。
それではまた今度(*^_^*)/

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