夕張新得線(136)の探索!

ファンライド
先日、夕張新得線(136)を探索しようということで、仲間と一緒に行ってきました。
集合場所は夕張のシューパロダム付近。
準備が整ってスタートするも、目指した入口の先はダム工事の真っ最中で、全然入る隙間がありませんでした(^_^;)
怖い顔をした工事現場のおっさんの前を強行突破するには3人じゃ足りないし、それならばということで逆から攻めることになりました。
実はこの日、岳伝さんも仲間と同じ場所を目指していたので、yoshiさんが連絡を取って途中で合流することになりました。
岳伝氏一行と某物産館の駐車場で合流し、一緒にルベシップ林道から目的地に向かいます。
最初に目指したのは、夕張市のシューパロ湖にある三弦橋(トラス橋)!
この橋は旧森林鉄道の鉄橋で、昭和37年に完成した大夕張ダム建設により、それまでの下夕張森林鉄道線夕張岳線の一部が水没することとなり、その移設補償工事として建設されたものだとか・・・?!
造りは、鋼重と建設費用の低減、周囲の景観を損ねない美しいスタイルをという配慮から、三弦トラスと呼ばれる特異な構造になっています。
同形式としては国内唯一、世界的にも稀有な鉄道橋であり、「夕張岳」を背景に「シューパロ湖」の湖面を低く横切る美しい外観は、今は廃局となった大夕張郵便局の風景印にも使用されるなど地域の象徴的存在であったとか。
しかし林道の整備が進み木材輸送が森林鉄道からトラック輸送に替わったため、完成からわずか6年間しか供用されなかったようです。
そして今は大夕張ダムの下流に新たな夕張シューパロダムが建設中であり、これが完成すると水没する運命にあるそうです。
ところどころできれいな景色を写真に納めながら進みます。
ようやく橋の上まで来ました。
しかしよく見るとこの橋に近づくためには、ダムの工事現場を通らなければ行けないような???
悩んだ挙げ句、せっかくここまで来たので、もう少し近くまで行ってみようということになり、橋に通じるトンネルの入口まで降りてきました。
トンネルの中はこんな感じ。トンネルの向こうに橋がかかっています。
誰も行くと言わないので、自分一人で写真を撮ってこようとトンネルの中を進んだのですが、中は15㎝ほどの深さの水溜まりがあり、
靴の中はグチャグチャになるし、暗くて先が見えないので途中で引き返してきました。
とりあえずトンネルと橋を見たので、次の目的地を目指して引き上げることに!
横に良さげな登りがあったので、みんなでヒルクライムしました。
途中、きれいな滝のそばで休憩です。
先に進むも、136は道路が途切れて行き止まりになっていました。
これ以上は道路がないので無理・・・ということで、作業道を戻ると、そこに川渡りのポイントがありました。
ん・・・??? この風景どこかで見覚えが・・・???。
ここは廃道電撃ネットワーク「ORRの道路調査報告書」で紹介されていたあの場所ではないですか?。
廃道突破に命をかけた主人公が、新得夕張線の探索に出かけ、出口を目の前にしてここでハマって恐怖の一夜を過ごしたあの作業道のようです。
ここは報告書のとおり、川を渡ると深い轍のちょっとした登りになっいました。
ラインを間違えた自分は、ここですっかりハマって数ヶ月間溜っていた体中の汗がどっぱり出てしまいました。
ようやく道道の終点まで来ることが出来ました。
この後は爽やかに林道を進みましたが、途中で橋が欠落しており、またしても先に進めそうにありません。
当然、引き返すものだと思っていたら、yoshiさんと岳伝氏が川まで降りて何やら相談しています。
気が付いたらいつの間にか岳伝さんが川の向こう側にいました。
そうなったら行くしかないっしょ・・・ってな感じで、橋がある気になってみんなで川を渡りました。
でも結局、その先は道路が崩落しており、これ以上先に進めませんでした。
この状態だと、復旧するまでにはかなりの時間がかかりそうです。
気を取り直して、国道から別なルートを探索します。
途中おもしろそうなアップダウンの作業道があり、yoshiさんが向かっていったので、皆それについていったら、鉄塔まで登る作業道路でした。
今回走ったコースはこんな感じ。
今回の探索で、夕張新得線は途中で行き止まりになっていることが判明したので、次回は別な場所から再度探索することになりました。
次の探索がとっても楽しみになりました(*^_^*)/
探索の最後は、例によってyoshiさん推薦の”↓ これ” で〆めました(*^_^*)

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