CRF150RでCROSS1夕張に参戦!

エンデューロ

<8月24日(日)>

今日はCROSS1夕張の行われる日。
朝5時過ぎにyoshiさんと某コンビニで待ち合わせ、そこで買い物をして夕張へ向かった。

 

6時半に着いたにも関わらず、下のパドックはほぼ満杯状態だったので、空いている上のパドックで準備を整えることにした。

 

自分たちにやや遅れてハーシーさんが会場に入り。

 

主催者のHPでは、「今回のCROSS1夕張は、昨年より使用を控えていた馬の背手前のウッズを復活し、山頂付近のウッズを合わせてフルコースとしてコース整備をします。久々のロングコースを楽しんでください。」とのアナウンスがあり、前よりも距離が延ばされてコース設定も変えられているようだ。
トイレに行きがてら、スタート地点の路面を見ると乾いていて走りやすそうな状態だった。

 

7時半過ぎに受付と車検が始まり早々と手続きを終えた。

9時頃になってミーティングが始まりFUNクラスは5周することが告げられた。

●スタート

いよいよスタート。AAクラスから番号順に縦2列に並ばされ、9時30分になると同時に右・左・右・左・・・の順で10秒間隔でスタート合図が出された。

 

FUNクラスは私が1番手でスタートした。

 

スタートしてすぐのガレた林道の上りは、大きなガレ石がゴロゴロ転がっていて、ちょっと気を抜くとハンドルを取られて路肩につっこみそうになる。
自分がスタートした時は、既にBクラスのマシンが何台か路肩につっこんでいた。
ヘアピンカーブも4カ所ほどあり、上手く曲がることの出来ない自分はいつもここで後続車に抜かれてしまう。

●最初の上りウッズ

ガレ石の林道を上ると最初の上りウッズに入る。ここは今年の春から新たに設定されたところだ。
フープス状になった凸凹の黒土の上を、木の根っこに気をつけながら一直線に駆け上がる。
上まで行くと、今度は右に折れて、クネクネ曲がりながら木の根っこや立木に気をつけながら森の中を抜けていく。
このルートは走っていて気持ちが良いし、EDコースらしいので自分は好きだ。

●新たなウッズ

最初のウッズのあとはいつもだと左に行くはずのルートが、今回は右に設定されていた。
初めてのルートなので1周目は恐る恐る入ると、まずは下りの設定になっていた。
ところどころにガクンと落ちる数十センチの段差があり、ひどいところは深くえぐられた轍になっている。
コースなりにしばらく行くと、まず最初の上位クラスとの分岐点があった。
FUNクラスのコースは、まずは小高い土手のような坂を上り、木の根っこに気を付けてコーステープに従って進むと、アタックツーリングにでも来たのかと思わせるような笹藪に覆われた獣道のような場所に到着した。
本当にここを真っ直ぐ進んで良いものかどうか躊躇ったが、覚悟を決めて前に進むと、今度は右に折れて深い轍が2本ある数メーターの上りがあった。
何とか轍に落ちないよう一気に登り切り上位クラスのルートと合流した。
このウッズは初めて体験したのでとても新鮮な印象を受けたが、雨
が降ったら結構大変な場所になろうであることが想像できた。

 

●馬の背ルート

ウッズの先は、何だか見たことがある・・・と思ったら、馬の背ルートにつながっていた。
この場所は忘れもしない自分にとっては曰く付きの場所。
数年前、まだガレ場も上れない自分が、初めて夕張のフリーライド出来た時に、馬の背になった左のルートを行こうとしたら、バランスを崩して見事に左の斜面に滑り落ちてしまった。
斜面の角度がきつく、左に落ちたら自力でははい上がれない。
あの時以来、二度と馬の背の上は通らずに、右の細いヌタの中を進むことに決めていたが、自分が2輪2足で四苦八苦しながらヌタの中を走っていると、自分の顔面のすぐ横を上位クラスのマシンのホイールがスーッと抜けていった・・・w(☆o◎)wガーン。

●岩盤ルート

馬の背を越えたらズリ山横の見渡しの良い林道ルートだ。
ここを降りるとガレ上りがあるはずなのに、今回のFUNクラスは上位クラスと同じ岩盤ルートを上る設定になっていた。
前回のフリーライドでは生まれて初めて岩盤を走っていたので、今回はためらわずに走ることが出来た。
そうでなければ今回は相当ビビっていたと思う。

●地獄坂

岩盤を抜けた後はなんとあの嫌らしい地獄坂につながっていた。
ここは右足上がりの斜面を横走りしながら、90度L字型に右旋回して登りきる急斜面。
坂が急なだけに、登り切れずに途中でストップすると再スタートで悲惨な目に遭う。
初めて夕張戦に出た昨年は、2周目の時に坂の途中でエンストし、再スタートしようとクラッチをつないだら逆にずるずる後ずさりして見事にゴロン。
今回は前回よりも路面が乾いていたので何と止まらずにクリアできたが、スキルのない自分には冷や冷やもんだった。

<昨年の地獄坂の様子>

●ヌタルートとウッズ

地獄坂を抜けるといつものヌタヌタルートを通りウッズに入る。
ここではFUNとLADYSクラスにはいつもショートカットルートが設定されている。
今回は2周目でハンドルを木にぶつけ左に転けてしまった。
”ヤバイ”と思ったが、幸いエンジンもすぐにかかり、それほどタイムロスをしなくて済んだ。

●小ジャンプ

今回は小さなジャンプが2カ所ほど設定されていた。
もちろん飛ぶのもナメるのも自由なので、自分はナメリ走行でクリアした。

●檄下りとV字越え

このあと上位クラスは檄下りに向かう。

FUNクラスは檄下りをショートカットしていやらしいV字越だ。

●直線ダート

舗装が切れたら最後の直線ダートコース。
ここは気持ちよく飛ばせる場所だけど、一番前を走らなければ悲惨な場所。
怪我はしたくなかったので、ホコリで前が見えない時は減速して走ることにした。

 

●ゴール

ゴールポイントでは、なんとコタローさんが周回カードのパンチ切りをしていた。

 

様子見の気持ちで廻った1周後にパチン。
体慣らしの気持ちで廻った2周目でパチン。
1つ・・・2つ・・・と穴が増える度に、あと○周だ頑張ろう!
・・・というような感じで自分自身に気合いを入れていた。
手の痺れもとれて体の筋肉が程よくほぐれてきた感じの3周目でパチン。
結構乗れてきた感じの4周目でパチン。
こうして一つ一つ穴が増える度に少しずつ気持ちが楽になってきた。
ゴールして5つ目のパチンをもらった時は、何とか無事にレースが終わったという安堵感と走り終えた達成感がいつものごとくジワーっと湧いてきた。

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