八剣山スノーライディング
1月27日(日)はいよいよ「八剣山スノーライディング」の第1戦が開催される。
申し込み開始からたった20分で出場枠が一杯
年を追うごとに人気が上昇するこのイベント。今年も申し込み開始からたった20分で120台の出場枠が一杯になってしまった。
人気の理由
なぜこんなに人気があるのか?。要因はいろいろあるんだろうと思うけど、大雪が降るこの時期、北海道では安全で気軽に楽しめる場所がないので、乗りたくてウズウズしているライダー達にとっては、このイベントが願ってもない機会であることは確か。
会場が札幌市内から近く、短いながらもコースがしっかり整備されているので、無理せずマイペースで楽しめる
会場には暖の取れるバーベキューハウスがあり、昼食の焼肉用コンロ付テーブルが用意されている。
もちろん参加料には焼肉の食事代が含まれているので、昼食の心配をしなくて済むことも人気の要因の一つだ。
家族と一緒に楽しくジンギスカン
しかも炭火はハウス側で用意してくれるので、参加者が炭をおこしたり面倒な後片付けを気にすることはない。
テーブルは一度に10人程度座れるので、仲間同士や応援に駆け付けた家族と一緒に楽しくジンギスカンを食すことができるのはとても魅力だ。
心憎いおもてなし
ハウスが満杯になると、屋外に焼肉用の七輪を用意してくれるという心憎いおもてなしだ!!
レースの特徴
ライダーにとって、レース前にワクワクしながらマシン作りを楽しめるのもこのレースの特徴だ。
本人の苦労を考えなければ、動けばどんなバイクでも参加できるので、例年、レーサーからスーパーカブ、スクーター、ビンテージマシンに至るまで、幅広いマシンが参加してくる。
昔はノーマルタイヤで参加する人もいたが、最近では自分なりの工夫を凝らした滑らないタイヤを作ったり、キャブレターが凍らないようアイシング対策を施した車両での参加が当たり前になってきた。
昨年の覇者は、メーカーや種類の異なる新品タイヤを7本も用意して、タイヤのブロック一つ一つに溝を刻み、事前に試走してベストなタイヤをチョイスしていたと話していたから驚きだ。
このレースにかける意気込みには、相当力が入っていたことがうかがえる。
観戦者にとっても見所が沢山
観戦者にとっても見所が沢山あるのが、このイベントの人気要因の一つに挙げられる。
一番の見所はスタート時のナイヤガラスタート。
日章旗が振られると同時に丘の上から下の凍った池まで、ライダーたちが滝のように一斉に降りてくる。
見ているだけでも楽しめる
第3戦の3月になると氷が緩んで池にどっぷりハマる人も出てくるし、あちこちで雪中に突っ込んだり、滑って豪快にスライディングする光景など、椅子に座ってのんびり見ているだけでも楽しめる。
場違いなキャラクター
また場違いなキャラクターが出てくるのもこのレースの特徴だ!
仮装大会でもないし、商品がもらえるわけでもないのに、毎年いろんな動物たちが出てくる。
なのでわざわざ子供たちを動物園に連れて行かなくてもいいくらいだ(^^;
誰だお前?
俺は以前ここにいた「松」だぜ!
おお~松、久しぶりだな!
馬刺にされる前に、立派なご主人が見つかって良かったな!
武将に飼われたり、有名なゴルゴの専属馬に使われたり、しっかり仕事をしているお前が羨ましいよ!!
あいつら何を話しているんだ?
バカらしくて見ちゃいられないよ( *´艸`)
今年もどんなキャラクターや動物達が出てくるか楽しみだ。
国内でも珍しいバイクイベント
こんな楽しいバイクイベントは国内でも珍しいと思う。
北海道の冬の風物詩の一つとして、これからもづっと続けてて欲しいイベントの一つだ。
ところで今年は誰がこの切符を手にするのかな(^^)?
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