セローでガルルカップ最終戦!

エンデューロ
先週末は3連休だったので久々にガルルカップ(最終戦)に出てきました。
この日はいつもお世話になっている高見道の林道ツーリングも行われることになっていましたが、ガルル戦の最終戦とぶつかっているのでどちらに行こうか迷っていました。
というのも、いつもだと前々から告知してトレール車やレーサーなどたくさんのメンバー(いつもだと20台くらい)を集める気配が見えるのですが、今回は何となくそんな感じが見受けられません。
周りに聞いてみても誰が参加するのかはっきりした答えは返ってこないし、いつもの仲間数人にメールしても”仕事がうまく片付けば参加する”・・・とか、”当日の気分次第・・・”とか、仕事が忙しくなるから春までバイクには乗らないと言ってたりしてパッとしない感じです。
そんな折、oyajiman氏から”日曜日は高見道ツーリングは不参加です。久しぶりにガルルに参戦します。最終戦なのでWRの慣らしも兼ねて・・・”という返事が返ってきました。
実は自分も最終戦のガルルには出たいとも思っていたところ!
今年の5月に参加料を払ったまま1度も出ていなかったし、事務局に聞いたらその時の参加料で最終戦に出れるという話を聞いてラッキーと思っていました。
また今回参加しないと来春に会費を払うまで指定ゼッケンがもらえないので、これまた面倒だとも思っていました。
そんなわけで今回はガルルカップの最終戦に出ることに決めました。
で、日曜日は朝早起きして、セローをトランポに積み込み、栗沢町の栗丘にあるライディングパークに向かいました。
会場に着くとoyajiman氏は既に到着してました。
これがoyajiman氏が新たに手にした必殺マシーン”WR250F”!。
08のKTM250EXCFから国産車への乗り換えです。
今日がシェイクダウンでエンジンの慣らしとともに外装の慣らしも一緒に行うみたい・・・(^_^;)
新車を前にoyajiman氏は満足そうです!
私の方は早速ゼッケン貼りです。
ゼッケンナンバーは前の日にカッティングシートを切り抜いてあったので、黄色のガムテープでベースを作ってナンバーを貼り付けました。
遠くから見たらとても即席とは思えない良い出来映えです(^_^;)
時間になったので受付に向かったらメッチャ人が並んでおり、自分の番が来るまで30分ほどかかってしまいました。
受付の後はマシンをAパドック横の通路に並べます。
どうやらスタート前にここから一度マシンでゴール地点を通ってトランスポンダーの動作を確認するみたいでした。
みんな準備を整えて待っていますが、予定の時間を過ぎても一向に開会式のアナウンスがありません。
oyajiman氏もしびれを切らして待っています。
予定時間を1時間ほど遅れてようやく開会式が始まりました。
開会式の後にライダーズミーティングも行われ、13時にレースがスタートしました。
スタートしてすぐの登りにある小高いジャンプをみんなピョンピョン飛んでいきます。
自分はいつものとおりコブをナメます。
皆さんコーナーも格好よく回っています。
相変わらず遅い私。
こうして見てみると乗り方は以前と少し変わってきたような気がしないでもないです。
地面に張りつきそうなターンです。
自分はまったりターンです。
皆さん飛んでるみたいです。
中にはこんな方々も・・・(^_^;)
レースが始まってからしばらくは何事もなく淡々と進みました。
でも8周目ころになってポツポツ雨が降り始め、終いにはピカっと雷が落ちる始末。
最初はやけに光るフラッシュを使っているな・・・と思ったら、その後大きな音がドカンと来ました。
おほほほ・ほ・・・やっと来たか”栗丘の雨!”・・・これがたまらなく楽しい・・・もっと降れ・・・なんて心で叫びながら喜んでしまいました。
雨はその後も降り続け、コースはところどころ川のようになりました。
周回を増すにつれてカーブで転倒したり、緩い登りの途中で登れずにアズっているマシンが出始めました。
その間をセローですり抜けます。
雨と前車の返り土で靴の中からパンツ、シャツ、ヘルメットにいたるまでグショグショ・ドロドロ。
いつもだと生暖かくて気持ちが良いのだけど、季節はさすがに10月。だんだん冷えて体中が寒くなってきました。
ウインドブレーカーを着てこなかったことを悔いても時既に遅し。
実はレース前にoyajiman氏が着るか着ないか悩んでいたんですよね(^_^;)
コース横には置き去りされたライダー不在のミニモトマシンがあちらこちらに見え始めました。
で、スタートから2時間ほど経ってようやく雨が晴れました。
でも栗丘のマディはこれからが大変なんです。
雨が降り続けているうちはコース上のドロが流されるので比較的走りやすいのだけど、雨が止むとドロがタイヤでこねくり回されて、とっても粘着力の強い粘土が出来上がります。
こうなるともう大変。
足でも地面に着こうものなら粘土がべったり付いて靴が倍ぐらいの大きさになります。
マシンを倒したら粘土の重さで起こせなくなるんです(^_^;)
表面はべったり粘土、下は氷のようにツルツルした路面、ヘタにアクセルを捻るとツルッといくし、登り坂の途中でギアチェンジしてトルクをかけようものならリアが滑って横を向いてしまいます。
そうなるとどうあがいてももう坂の途中からは登れません。
案の定、ウッズから出てすぐの登り坂で登坂に失敗した車両が増え始めました。
この坂の恐怖は過去に何回も経験しているので、事前にギアを確認し、そして絶対途中で止まらないよう、空いているラインを見極めて、手前から一気にふかして登り切ります。
この走り方・・・昨年のYYカップの時に仲間の先輩から学んだ走法です。
今年はマディの経験が少なかったし、忘れないうちにこれを栗丘で試したくてウズウズしていました。
結果はバッチリでした。
あとでラップチャートを見たら、スタートから9周目までは70位台だったのに、雨が降り始めてからグングン順位が上がっていたようです。
よしあと何周回るか分からないけど、とにかくスタックしないよう頑張ろう。
時間もあと30分くらいだし・・・と考えながら走っていたら、ゴールでチェッカーフラグを振っていました。
どうやら開始時刻が遅かったので30分早く終了したみたいでした。
あのドロドロの坂にもう数回チャレンジ出来ると期待していたので、このときばかりはちょっと拍子抜け!
でもまあ雨で全身ぐしょぐしょだし、早く着替えをしたかったのでこれもありかなっていう感じでピットに戻りました。
セローはドロだらけ。
タイヤのブロックとディスクプレートだけが光っていました。
自分の姿はまさにドロ人形です。
で、なんだかんだと20周回って、Cクラス(市販車クラス)で4位のトロフィーをもらいました。
トロフィーはとても嬉しかったけど、でも今回一番嬉しかったことは参加台数103台の中で総合38位に入ったこと!
このことは今後の自分にとってとても励みになります。
なのでガルル戦での今後の目標を少しだけ上げることにしました。
まず、これまでの目標  3時間で30周 は今後も目指します。
そして次回からは、 総合順位も30位以内 を目指して頑張ることにしました。
すぐに達成できる目標じゃつまらないし、達成できない目標を掲げても仕方ないし、バイクをずぅっと楽しむためには、志は常に高く持たないとね!
自分の能力の120%を目標に頑張って、80%の達成率を上げるように頑張っていきたいと思っています。
そしたら120%×80%=96% ≒ 100%だもんね(*^_^*)

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