北海道XC戦TSE大会で逝ってきた!

エンデューロ
HTDE参戦のblogもまとめないまま、函館のグリーンピア大沼で開かれた北海道XC戦TSE大会に行ってきました。
函館となると札幌から200キロ以上あるので当日参加はやっぱりきつい。
なので前日の仕事が終わってからセロー仲間のakiakiさんと待ち合わせして、森町にある某ビジネスホテルに宿泊し、翌日5時起きで会場に出かけました。
函館のグリーンピア大沼で開かれた北海道XC戦TSE大会に行ってきました。
会場についてテントを設営しているうちに仲間が到着!
高見道のネコ社長は早速自分のマシンの調整です。
高見道のネコ社長は早速自分のマシンの調整です。
自分は今更…という感じでガソリン給油と空気圧を確認しただけで良しとしました。
自分は今更…という感じでガソリン給油と空気圧を確認しただけで良しとしました。
マシンの調整を終えたら車検です。
マシンの調整を終えたら車検です。
9時になってSAクラスからスタートしました。
9時になってSAクラスからスタートしました。
Aクラスのまっつ1号さん。
Aクラスのまっつ1号さん。
Bクラス萬年2位のネコ社長(^_^;)
Bクラス萬年2位のネコ社長(^_^;)
そして私も順調にスタートしました。
そして私も順調にスタートしました。
ライダーズミーティングの説明ではコース全長は約18キロ!
ライダーズミーティングの説明ではコース全長は約18キロ!
川を挟んで左右の山を登って下ってくるみたいです。
スタートしてから数百メーター舗装を走った後はひたすら登り・登りです。
それもウオッシュボードのような凸凹路面とクネクネしたヘアピンカーブが右へ左へと延々と続きます。
スタートしてから数百メーター舗装を走った後はひたすら登り・登りです。
クネクネしたヘアピンカーブが右へ左へと延々と続きます。
頂上付近まで行くと今度は下り・下り・・・ひたすら下りです。
頂上付近まで行くと今度は下り・下り・・・ひたすら下りです。
そして写真はありませんが、日本一といわれる下り坂を初めて経験してきました。
結構長くて急勾配のフカフカ火山灰。
これが日本一の下り坂か??? と思って何とか降りて一安心。
そしたらちょっと走ってからまたフカフカ下りがありました。
今度は一番下で左カーブになってます。
前の車両は途中で止まってどうしたものかと思案中!
自分は前の車両にお釜を掘らないよう止まり止まりで何とかクリア!!
ホッとしながら次の山と交差する川渡りまでもう少しかな…って思っていたら、またまた檄坂下りがあるではありませんか???
でも今度はフカフカではなかったのでマイペースで降りることができました。
気分を良くして走っていたら…( ̄○ ̄;)w??? なんじゃコレ????
日本一の檄下りは既にクリアしたはず…と思っていたのに、さらに厳しい檄下りが目の前に現れました…!!!
両脇では「危ないから前と間隔あけて…」とマーシャルが叫んでいます。
その呼びかけに怯んだか、自分は思わずフロントブレーキを握ってあえなく右前に体ごと投げ出されました!
マーシャルが何とか起こしてくれて、こりゃまずいと思って押して下ろうとしたら、今度は足が火山灰にとられてまたマシンを倒してしまいました。
もうアドレナリンがドッパリです。
再度マーシャルに手伝ってもらってマシンを起こし、今度は乗って下ろうと思ってセルを回したらいくらやってもエンジンがかかりません。
何回かセルを回して何とかエンジン始動に成功!
焦っていたのでそのあとさらに転んだかどうかは覚えていないけど、とにかくこの難所を越えたと思ったら、今度は沢に突入しました…???
今度は沢に突入しました
あらら…大きな石がゴロゴロしている。
後ろから来てるし、とにかく進まなきゃと思って前に進むも、フロントがガレ石に乗り上げてあえなくゴロン!!!
ただでさえ狭い沢下り。
こんなところで道を塞いでいたら後続車に迷惑かける…と思って脇を見たら自分の方にカメラを回しているギャラリーが…恥ずかしい…(^_^;
そういえばライダーズミーティングで何か言ってたんですよね?!
いくらトライアルが上手い人でも足を付くような場所がどうのこうの…って(^_^;)
いくらトライアルが上手い人でも足を付くような場所
ライダーズミーティングで何か言ってたんですよ
こんな難所でもネコ社長はスイスイいってたみたい。 こんな難所でもネコ社長はスイスイいってたみたい。
こんな難所でもネコ社長はスイスイいってたみたい。 2
イメージ 45
こんな難所でもネコ社長はスイスイいってたみたい。 3
エゾもっこすさんもスイスイです!
エゾもっこすさんもスイスイです!
 TSE2度目参加のチビッコ番長も頑張ってました。
 TSE2度目参加のチビッコ番長も頑張ってました。
 TSE2度目参加のチビッコ番長も頑張ってました。2

私はこんな感じで!

私はこんな感じで!
右に左に数回倒して身も心もヘトヘトです。
右に左に数回倒して身も心もヘトヘトです。
でもこんな風景をみながら楽しそうに写真を撮ってるデブデブがいました!!!
風景をみながら楽しそうに写真を撮ってるデブデブがいました!!!
で不幸はその後起きました。
いくらセルを回してもエンジンがかかりません。
キルスイッチをいじってもダメ!
ガソリンは残っているし、コックもONになってるし…ホットキーを使っても、プラグがかぶったかなとアクセル全開でセルを回してもダメでした!!!???
あまりセルを回しすぎるとバッテリーが上がってしまうし、キックする元気も残っていなかったので、沢の途中で邪魔にならないよう待避しながら、セルを回しては休んで…セルを回しては休んで…と、15分ほど頑張ってました。
その間、Bクラスの青ゼッケンに続いて白ゼッケンのファンクラスやピンクのレディースクラス、そしてSAの赤ゼッケンも淡々と自分の横を通り過ぎていきました。
この苦悩ぶりをどこでみていたのか仲間のS本氏が「どうしたの???」という感じで私のマシンに近寄ってきて、キルスイッチを入れてセルを回し、一発でエンジンをかけてくれました。
(・_・)エッ……?  どうして…???
あんなにいろいろやってもかからなかったのに…?
でもエンジンかかったらリタイヤできなくなるじゃん…????
実はこのとき自分の気持ちは「エンジンがかからないならこれでリタイヤしても仕方がないかな?!」って思ってました。
気持的には、日本一の檄下りで「もう絶対ここには来たくない!?」…その後の沢下りで「こりゃ危ない! 怪我したら身も蓋もない! エンジンかからなかったらリタイヤの理由もできるし…?!」ってな感じで完全に戦意喪失してたんです!
でもこの時はまだコースの半分も回ってなかったし、何とかもう少し先に進んでみようと気を取り直して、ようやくコース半分の川渡りのところまで来ました。
気を取り直して、ようやくコース半分の川渡りのところまで来ました。
皆さんスムーズに渡っています。
皆さんスムーズに渡っています。
皆さんスムーズに渡っています。2
皆さんスムーズに渡っています。3
ネコ社長も淡々と進みます。
ネコ社長も淡々と進みます。
ネコ社長も淡々と進みます。2
自分は事前にルートを確認してあったのでアクセルを開けて一気に突破。
自分は事前にルートを確認してあったのでアクセルを開けて一気に突破。
自分は事前にルートを確認してあったのでアクセルを開けて一気に突破。2
中には、立ち往生するマシン!
中には、立ち往生するマシン!
渡る前に倒れたマシン!!
渡る前に倒れたマシン!!
川の真ん中で倒れたマシン!!!?
川の真ん中で倒れたマシン!!!?
押して渡るマシンもありました!!!!!
押して渡るマシンもありました!!!!!
押して渡るマシンもありました!!!!!2
で、なんだかんだと自分の気持ちを騙し騙し走りつづけて規定周回数の5週を回ってゴールイン!
自分の気持ちを騙し騙し走りつづけて規定周回数の5週を回ってゴールイン!
自分の気持ちを騙し騙し走りつづけて規定周回数の5週を回ってゴールイン!2
自分の気持ちを騙し騙し走りつづけて規定周回数の5週を回ってゴールイン!3
観戦していたデブデブはうれしそうだけど…
観戦していたデブデブはうれしそうだけど…
自分は心身ともに完全にやられていました(^_^;)
自分は心身ともに完全にやられていました(^_^;)
…というか、それだけでなくて…??????????
というか、それだけでなくて
クランクケースからオイルが”ダラ・ダラ”…で、マシンまでやられていことに今日気がつきました(ノ_<。)ビェェン
クランクケースからオイルが”ダラ・ダラ”…で、マシンまでやられていことに今日気がつきました
●反省!!! 今回は身や心だけでなくマシンまで思いっきりやられて帰ってきました(^_^;)!
いつも思うけど函館で行われるXC戦はめっっちゃキツいです!
少しは成長しているのでは…という淡い気持ちを持っていても、出るたびに(過去3回)思いっきり打ちのめされて帰ってきます。
オープンEDのように休みながら走る場所もないし、風景を見ながら気持ちよく走る場所も皆無です。
はっきり言って走っていても辛いだけで楽しくないです。
でも、悔しいけど…苦しいけど…自分にとっては走った後に得られる達成感が大きいし、自分の実力を測るにはTSE戦が他のどのレースよりも一番だと感じています。
いつになるかはわからないけど、いつの日かTSE戦を楽しく速く走ることができるようになりたいなって思ってます(*^_^*)

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