EZ9の自動エンジンブレーキ・クラッチ!!

整備・改造・オプション
< 進化し始めるEZ9・・・第2弾 >
EZ9には、下り坂などでエンジンブレーキの効果が得られるよう、自動エンジンブレーキ・クラッチ機構なるものが付いていることを知った!!。
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この仕組みはHONDAのFACT BOOK(プレスインフォメーション)によると、
下り坂での頻繁なブレーキ操作を減少させ、走行テクニックを補うためにもエンジンブレーキ機能が必要と考えました。
そのために、乾式遠心タイプのニュークラッチを発進用にくわえ、エンジンブレーキ用の乾式遠心クラッチをコンパクトに配置することによって、発進側クラッチが切れている状態でもタイヤ側からの回転力によってエンジンブレーキ用のクラッチ・ウェイトが作動し、ベルトからクランク、ピストン部にまで伝達し、エンジンブレーキ効果が得られる構造となっています。また、エンジンブレーキ・クラッチ作動車速は7~8km/h以上に設定しました。  とのこと!!
こう聞けば、何となくとても便利なものに思えそうだけど、実際、マシンに乗ってみると何か変?
違和感があるというか、加速してアクセルを戻すとエンジンブレーキがかかるので、一般のマシンとはちょっと違う感覚。
このマシンを買ったときに、チェーンの張りがスプロケットから外れそうなくらいに緩かったんだけど、どうやら理由はここにあるような気がしてきた。
セカンドギアくらいの速度でジャンプしたとしても、降りるときはエンジンブレーキが効いて、ローギアくらいの負荷かかったままで着地するので、この時にチェーンが引っ張られて、かなりの負担をかけているようだ!!
ジャンプしたときにアクセルを開けっぱなしにしていれば、負荷は軽減されそうだけど、そんな乗り方は一般的じゃない。
自分が一番気がかりなのは、冬の路面を走ってコーナー近くでアクセルを戻すとエンブレが効いてリアが滑ること!!。
クラッチを切ろうにも手動クラッチは付いていないし、とても扱い辛い。
このマシン、現状ではコーナーで速度の惰性をうまく利用できない仕組みになっている。
で・・・、これは乗り辛いと言うことで、ネコ社長にお願いして、この仕組みを外して貰うことにした!!
まずは外装を外すところから・・・
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問題の仕組みはこのカバーの中にある!!
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カバーを外す!!
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プーリーやベルトを外す!!
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右側にエンジンブレーキ・クラッチの仕組みが見えてきた!!
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減速すると”くの字レバー”が外側に開いてフライホイールを押してブレーキをかける仕組みになっているようだ!!
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ネコ社長は何の躊躇もなくこの機構を外してしまった!!
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見た目すっきり爽やかになった!!
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で、先週、HOPで試走してみたけど、アクセルを戻してもギグシャグせずに、普通の2STマシンと同じような感じで進むので、とても乗りやすくなった!!
これで週末のレースでの楽しみがまた一つ増えた(*^_^*)
おしまい!!

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