昨年春のレースでは思いっきりやられて帰ってきたので、今回はリベンジを誓い自分なりに準備万端な状態で参加してはみたものの結果は全く × (T_T)
リベンジどころか思いっきり返り討ちにあったような結果になった(>_<)。
恥ずかしいけど何故こんなことになったのか? ここ数日間じっくり考えてみた。
< どうってことないとこで悪戦苦闘! >
TSEのコースは火山灰でフカフカ・クネクネしかもアップダウンの連続したところ。
おまけにウッズは狭くて木の根っこだらけだ。
ここでは火山灰土の上り下りや川上り、ウッズ走行など一つひとつのセクションをクリアして先に進むだけでも結構な体力を消耗するし、途中に体力や気力を回復できるような爽やかな林道走行等の設定などは全く無い。
自分としてはこの場所で昨年と同じテツを踏まないようにと、これまで冬のレースや3時間のガルル戦で走るなどしてそれなりに体力を鍛えてきたつもりだった。
でも1周目のチェックポイントまであと2分程度の坂の上でフカフカな火山灰にリアタイヤが埋まり、ここから抜け出すのに悪戦苦闘して体力を使い果たしてしまった。
たまたま同じ場所でマシンを倒した赤ゼッケン(dolphinさんの相方)さんと5分ほど雑談し、体力が回復して再度走り始めた時にはスタートから45分が経過していた。
たまたま同じ場所でマシンを倒した赤ゼッケン(dolphinさんの相方)さんと5分ほど雑談し、体力が回復して再度走り始めた時にはスタートから45分が経過していた。
ピットで考えたことはこの先どうするかということだった。
もうみんなからかなり離されてしまっている。 1周回るのに50分近くもかかってしまったし、今さら無理して走っても辛いだけ。
最後のチェッカーフラグさえ潜れば1周回っただけでも完走扱いしてもらえる。 このままチェックを受けずにひたすら待ち続けてトップ車両がゴールした後に飛び込めばOKだ。
ここでやめてもこれから2~3周回っても結果はそれほど変わりはないのではないか?
だから一層のこと、ここで待っていた方が良いという気持ちと、それで良いのかという葛藤が自分の中で起きていた。
でもどう考えてもここでやめる理由が見当たらなかった。
このままやめるとレースを途中で投げ出したことと同じになるし、それだと悔いが残りそうでどうしても我慢が出来なかった。
< 今回のレースの反省点! >
情け無い話だけど結果的に今回のレースでは2時間58分で4周しか回れなかった。
コース設定は若干異なるものの昨年春のレースでは4時間で8周回っていた。
少なくとも前よりはマシな結果を残せるだろうと思っていたのでショックだった。
何故こんなことになってしまったのかを考えてみたが、むしろこんな結果になることが当然で、それほど悩む必要が無いという結論に達した。
要は自分が勝手に思い描いていた目標が、自分の身の丈(実力)に合ってなかったという単純なことだった。
自分の場合は、遅いなりになるべく速く、転ばぬように、怪我せぬように、填って疲れないように慎重に走ることを第一に考えながら走っていた。
ここまでは良しとしても、今回のTSE戦では前回と同じく8周程度回ることが出来ればいいなぁ・・・と考えていたことが甘かった。
8周回るには少なくとも1周20分程度で走らなければならないのに、自分のレベルではそんな速度で走ることなど全く無理なことだということに気付いていなかった。
普通に走った3~4周目の記録では1周するのに33~36分もかかっている。
自分のレベルではどんなに頑張っても1周当たり30分かかるコースだということをしっかり自覚していれば、最初から5周程度回ることを目標において、調子が良ければそれを上回るような走り方が出来たような気がする。
また1周目でつまずいてもそこで心が折れてしまうような感じにはならなかったのではないかという気がする。
< 今後のこと! >
上手く走りたいし速く走りたいとは思っているけど、いきなりそうはならないし背伸びしても始まらない。
そう考えると目が覚めた。
何をやるにも目標が大切だということを思い出した。
レースだって目標が無ければ達成感が得られないし、達成感がないとつまらない。
つまらないと楽しいバイクの趣味が長く続かないことは十分承知の上だ。
だから初心に戻って今までどおり自分の実力の120%を目標に80%の達成を目指して地道に頑張っていくことにした。
80%達成すれば100%(96%)に近づくし、それ以上の成果も期待できるかもしれない。
TSEが終わってガックリきてたけど、こう考えると少しだけ心が軽くなった。
今回もまた自分の実力を思い知らされた実に悔しいレースになったけど、次回こそは身の丈にあった目標を持って達成感を十分味わえるレースにしてみたい(^_^;)
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