CRF150Rのメーターが壊れた!

整備・改造・オプション
今年になってほとんど触ることの無かったCRF150R。
3月に入り札幌の気温もようやくポカポカしてきたので、少しずつ素人メンテをすることに・・・と言っても所詮素人作業なので、参考になるものは何もないとは思うんですが、あくまでも自分の記録用なので・・・はい(*^_^*)!

 

今回は以前から変な動作を繰り返していたTRAIL TECHのスピードメーター”Lynx”の対策をすることに。

 

このメータは本体をハンドル付近に、そしてセンサーはフロントフォークのブレーキディスク付近に取り付けて、ブレークディスクに付けたマグネットが通過した回数とタイヤ径で距離を計算し表示するタイプ。
とても多機能で外部から12Vを供給してやると常時バックライトが点灯する優れものです。
同じタイプで同社から”Endurance”メーター(後ほどご紹介)なるものが出ているのですが、これよりも使いやすそうなので、CRF150Rの納車時に大枚2枚も投資して入手しました。
でも実はとっても水に弱くて今まで自分の頭を悩ませる原因の一つだったんです・・・(>_<)
マグネットのセンサー部分

 

回転数を感知させるためのマグネット

 

●禁断の高速洗車
実は、昨年7月のCRF150Rを納車して間もない頃、高速洗車した後にメーターがピクピク引きつったまま正常に表示しなくなり、数日経ってから見ると元に戻っていたので、まぁこんなもんか・・・時間が経てば元に戻るんだ・・・と思っていました。
防水とはいいながらもこんなこともあるのかと、それからは洗車時にはビニール袋をかぶせるなど気を配ってはいたのですが、それでも時々忘れて高速洗車をしてしまったことが数回・・・終いにはとうとうボタン操作によるコントロールが出来なくなってしまいました(>_<)
専用ケースの中にメーターを装着していたので、要は水のたまったバケツの中にメーターを入れっぱなしにしてるようなもの。
いくら防水メーターといえども、こんな状態の中ではケースのちょっとした隙間から水がジワジワ入って壊れてしまうのも時間の問題とは思うのですが、やってはいけないこの禁断の高速洗車作業に気づくのに1年近くもかかってしまうなんて・・・私ってなんてアホなんだろうと反省しています(T_T)

 

●メーターを分解
ここまで来てしまったら物は試し。CRF150Rのメンテついでにメーターを一回バラして中を清掃したら直るかもしれない・・・という浅はかな素人考えを思いつき、先日思い切って分解してみました。
案の定、ケースの中はドロで汚れており、慎重に電子部品だけ別にして、ケース類は洗剤を付けて歯ブラシで綺麗に洗って元に戻しました。
その結果・・・何と・・・何事もなかったかのように各種の情報がバッチリ表示されるではありませんか。(分解する前も同じ状態だったので当たり前の話ですが・・・)
良かった壊さずに済んだ・・・ひょっとしたらボタン操作も直ってるかもしれない・・・と思ってボタンを押して見ると、アララ・・・どのボタンを押しても反応無し。リセットしたらどうかな・・・リセットしても何も変わらず・・・?
結局、症状は分解する前のまま。
それよりも電池を外したために全てのデーターがリセットされてしまい、スピードをカウントする際のホイール径や時間をセットすることが出来なくなってしまいました。
超ショック!! こんなことなら弄らなければ良かった・・・トホホ・・・(T_T)
まぁこの程度のことは想定はしていたし、今までの走行キロ数やメンテの状況は書き留めてあるのでさほどの問題はないのですが・・・でも寂しい・・・。
最近ミドリカブにどっぷり資金を投入したため、手持資金も底を突いているし、かといって狂ったメーターを使っていてもメンテに困るし非常に不便。
今後どうしたものかと真剣に悩んでしまいました(^_^;)

●メーターネタ
そんなことから、新たにメーターの買い替えもあるかもしれないということを念頭に置いて、今回はオフ車のメーター関係(電気式)をほんのちょっと調べてみることに。
オフ車用のスピードメーターは、現在、一般的なものとしては自転車用の数百円の物からオフ車専用の物に至るまで種類はたくさんあります。
この中からまずは自分が狙っているTRAIL TECH社とTOPEAK社のものから主な品物を数点拾ってみることにします。
<TRAIL TECH社製>
>>Endurance メーター
トレールテック社のエンデュランスメーターは昔から有名で、オフ車に後付けする電気式メーターとしては、比較的安くて一番ポピュラーなものではないかと思います。
昨年まではサイクルメーカーのTOPEAK社から、これと同じ形
をしたPANORAMメーターという物が6千円ほどで販売されていました。
どちらが本家なのはよく分かりませんが、製品名と付属の専用ケーブルを除けば、メーターの形も機能も全くといっていいほど同じように見えました。

 

このメーターは非常に多機能。でも機能がいっぱいありすぎて使い方がちょっとややこやしく感じられます。
たぶんこのうちのほとんどの機能は使わないと思うので、オフロード時の使用に当たっては全然支障がないように思われます。
このメーターの場合、バックライトを点ける時はボタンを押さなければならず、押しても数秒後には消えるので夜間走行を行う車両にはやや不向きかもしれません。
でも外部電源コード等がないので洗車時などには簡単に取り外すことが出来て使い勝手はよいかも(*^_^*)

 

>>Vapor メーター
昨年から出回ってきた新型メーターです。(私がLynxを買った昨年の春頃には販売されていなかった)
国内販売のネットを探すと結構これがヒットするので、今は結構一般的なのかもしれません。いつも一緒に林道を走るMarbyさんもこれを付けてます。
このメーターの特徴的な点はタコメーター表示が出来る点。
ほかに外気温や水温なども表示できるようですが余り使わないような気が・・・?
このメーターは外部から12Vを供給してやると、常時バックライトを照らすことが出来ます。
なお、ネットには完全防水と書いてありますが、構造的には私の使っていたLynxと同じような感じなので、洗車時の取り扱いについては注意が必要かもしれません(^_-)

 

>>Vector メーター
使ったことがないのでよく分かりませんが、リモコンが使える点や液晶の表示内容も同じ感じなので、きっと私の使っているLynxの後継機種のような気がします。
このメーターも外部電源でバックライトを常時点灯させることが出来ます。

<TOPEAK社製>
次にTOPEAK社のメーターです。
この会社は自転車用のサイクルメーターでよく知られており、ここから色々な製品が出ていますが、その中でも代表的なのはパノラマメーターです。
何と言ってもこのメータは6~8千円で購入できるのでとてもリーズナブル。オフ車やATVに付けている方も結構いるようです。
>>パノラマ V12 メーター
パノラマ V12 メーターにはワイドとミニの2種類があり、かつワイヤレス式とワイヤー式の2種類のうちから選ぶことが出来るようになっています。
機能も非常に多機能で、現在速度、平均速度、最高速度、走行距離、積算走行距離、走行時間、積算走行時間、電圧低下警告、12時間/24時間時計、トリップタイム (行程時間)、ペースインジケータ、ボタンロックなど12機能も付いています。
☆パノラマ V12 ワイドスクリーン ワイヤレス式 ¥8,190(ワイヤー式 ¥6,090)

☆パノラマ V12 ミニ ワイヤレス式 ¥6,090(ワイヤー式 ¥3,990)

 

●メーター選びのポイント
これまでの説明と内容が重複するかもしれませんが、ここで今後電気式メーターを購入する際のポイントを3点ほど記録しておくことに。
まずどの製品も結構水に弱いということです。
多分この点は安ければ安いほど顕著だと思います。
完全防水と書かれていても、洗車時等の取り扱いについては十分注意して扱うべきと考えます。
特に専用のプロテクトケースを使用する際は、メーター本体とプロテクトケースの間に水が溜まりやすいので、メーター側のちょっとした隙間からジワリ・ジワリと内部に水が入る可能性があります。
出来れば、
・ メーターの周り(メーター本体の継ぎ目部分)をガッチリコーキングする。
・ プロテクトケースを使う場合は、下に穴を開けて水はけを良くする。
・ メーター全体にTVリモコンに用いるラッピングシートを被せる。
・洗車時には簡単に取り外しができるように取付する。
というような工夫をするといいかもしれません。
次にバックライトを常時点灯させられるかどうかという点です。
常時点灯させるためには12Vの電源をどこからか引っ張って来ることが必要になります。 ライダーの中にはバックライトが無くても、LEDランプでメーターを照らしている方もいるようですが、どんな方法を用いるにせよ夜間走行される方にとっては、暗い夜でも速度が確認できるような機能が必要不可欠だと思います。

最後はメーターが自動的に反応するか否かという点です。 TRAIL TECH社のメーターは、ボタン電池によるバックアップ電源を供給しており、常時センサーが動作しているので、タイヤが動いた時点でメーターが自動的に反応します。このためいちいちメーターを触る必要がありません。
安い数百円で購入できるサイクルメーターの場合は、こうした機能が付いていないものが多いので、走り始めてからスイッチの入れ忘れに気づくということがままあります。でも数百円で買えるという点ではとても魅力がありますけど・・・!
●最後に メーターの故障により、今回ネットを色々調べて見たんですが、自分としてはやっぱりこれまで同様にTRAIL TECH社製のメーターを購入することにしました。
その中でもタコメーター付の”Vapor”に興味を引かれる部分がありますが、新たに配線が必要になることや、今まで使っていた部品(センサーやマグネット、配線、プロテクトケースなど)は問題ないので、メーター本体だけを入手することが出来るなら”Lynx”か”Vector”あたりが面倒でなくて良いかな・・・と!
まぁどれを選ぶかはその人の価値観と割り切りの問題なんでしょうけど、最終的には自分の懐具合との相談になりそうです(*^_^*)/

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