EXUPサーボモーター取り外し編!

整備・改造・オプション

マフラー交換の時からいつか外してしまいたい・・・と気になっていたEXUP用のサーボモーター。

 

何気なくネットを物色していたら、海外では既にEXUPサーボキャンセラーなるものが発売されているではないですか?
これは何とかして入手したいと思って調べてみたら、国内でも扱っているお店が見つかったので早速購入して取り付けることにしました。
http://sleipnirmotorsports.blog46.fc2.com/blog-entry-2.html
そもそもEXUP(エクザップ)とは何のことかというと、ウィキペディアによるとExhaust Ultimate Power-valveの略で、ヤマハ発動機が開発したオートバイ用4サイクルレシプロエンジンに採用されている排気デバイスの一種。
エンジンの回転数に応じてサーボモーターに連結された排気管(エグゾーストパイプ)中にあるバタフライバルブを開閉する事により、排気圧を制御し、主に中低速におけるトルク特性の改善を図る装置のことで、ヤマハの高性能スーパースポーツモデル(レーサーレプリカ)全般で採用されており、最近ではそれ以外の車種にも採用され始めているとのこと。
この装置はWR250Rにもしっかり付いており、純正マフラーを社外のものに交換した際には全く必要が無くなる無用の長(重)物なんです。
実際にどうなっているかというと・・・マフラーに付いているバルブ部分は結構な構造をしています。

 

しかもこのバルブを動かすために2本のワイヤーとサーボモーターを使って電子制御しているんです。

 

もちろん自分の場合は、マフラーをFMF製に交換した際にこのEXUPシステムををキャンセルしてあるのですが、マフラーのバルブを開閉するために付いているサーボモーターを外すと、賢いWR250Rのメーターはしっかりエラーを表示するので、何とかならぬものかと以前からとても気になっていました。

 

自分を含めマフラーを社外製のものに換えている方々は、この警告灯によるエラーメッセージを見たくないがために、必要のないサーボモーターを付けたままWR250Rに乗っているのではないかと推察されますが、いよいよその苦痛から解放される日がやってきたようです(*^_^*)/
・・・ということで早速作業開始です。
まずは先日届いたパーツを用意します。

 

WR250Rのキーを回してメーターの表示を確認します。
特に問題はないようです。

 

懸案のEXUPサーボモーターを取り外します。
小さいですが手に持ってみると結構な重さがありそうです。
皆さんどのくらいの重さか想像がつきますか? 答えは後ほど・・・(^_^;)

 

取り外した跡はこんな感じでコネクターが剥き出しになってしまいます。

 

この状態で再度WR250Rのキーを回してメーター表示を確認してみます。
おっと・・・やっぱり出ました・・・エラーコード17です。
しかも右側のインジケーターが光っています・・・(^_^;)
サービスマニュアルによると、この症状は”EXUPサーボモーター回路の断線またはショートを検出”となっています。

 

そこで秘密のアイテムをコネクターに差し込みます。

 

そしてキーを回してメーターを確認すると・・・

 

エラーコードとインジケーター表示が見事に消えました(^^)/
これでProjectW!での懸案事項が一つ解決しました。
ちなみにこのサーボモーターの重さを量ってみたら・・・

 

420㌘もありました。
自分の想像では300㌘程度と考えていたので嬉しい誤算です。
そしてまたフレームの中はスカスカになって向こう側がバッチリ見え
るようになりました。

 

今日はここまで・・・!    めでたしめでたし(*^_^*)/

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