軽トランポの勧め!<連載・・・その1>

トランポ
北海道は既に冬。
そしてボーナスが出たばかりだというのに我が身の懐は冬のまっただ中。
来年こそは・・・とオフシーズンの地味練を心に誓いチャレンジするも、寒くて滑って怖くてとっても乗る気になれません。
またこの厳寒の中で洗車しなければならないことを考えると、ピカピカに磨いたバイクを汚す気にはなれなくなってしまいました。(軟弱だぁ!)
そんな訳でバイクネタは当分貧困になりそうなので、この時期を利用して前から気になっていたトランポ、それも軽自動車に限定して調べてみることにしました。
実はこのテーマ設定の裏側には、自分のトランポ(平成4年車)が来年の2月に車検を受けなければならないこともあり、もしも車検が通らなかったら・・・もしも財務省の許可が得られたら・・・という場合に備えてという背景もあります(^_-)!

<何故トランポか?>
オフ車の楽しみ方にもよりますが、チョイ乗りからツーリング、トレッキング、林道アタック、エンデューロレース・・・と、楽しみ方がハードになればなるほど、トランポは無くてはならない大事なアイテムの一つになってくると思います。
私の場合は、林道アタックでヘトヘト・ガタガタ・ドロドロになったまま街中を抜けて帰ってくるのがイヤだったことや、買ったばかりの真新しいオフタイヤでアスファルトの上を走るのは、タイヤにヤスリをかけているようで精神的に辛かったこと。
たまには宿泊(キャンプ)をかねて遠くに出かけ、天気が良ければその地の林道を探索してみたい、そして雨が降ればバイクを外に出して車中で寝ることができる。帰りに温泉に寄って来たいこと・・・などがトランポを購入した主な理由です。
他の要素も入れてトランポの利点を簡単にまとめてみると、
> 天気を見ながらバイクを楽しめる。
> バイクのタイヤが減らず精神的にはとっても幸せな気分になれる。
> 疲れないのでより遠くへと活動範囲がグッと広げられる。
> 着替えを含め予備ガソリンや工具などを遊ぶ起点に備えておくことができる。
> バイクを外に出せば宿代わりに使える。
> 一人旅でも荷物の盗難を気にせずバイクと身一つで気軽に行動できる。
> 走った後、ラフなスタイルで温泉経由で帰ってこれる。
> 少々の怪我なら無理してでも帰ってこれる。
> 冬の間はトランポの中にバイクを保管することができる。
・・・等々、挙げれば切りがないほど色々な利点があります。
<何故軽自動車なのか?>
人それぞれ自分のバイクの種類や使い方によって、トランポの種類やつぎ込む予算等も異なるもの。家族構成や駐車スペースなど色々な要素が絡み合って、自分のスタイルにあった車が選ばれるのだと思います。
ここで一般的にトランポとして使われている車の代表的なものを列挙してみると、まずはトランポの超定番的な存在となっている「ハイエース」。
とにかく広くてバイク2台に工具も満載可能。バイクとともに車中泊も可能です。
でも乗用は別として1年車検はとても面倒。それと車体価格が新車であろうと中古であろうとメッチャ高いのが難点です。この種の車体は他にキャラバンやホーミーなどがあります。

 

次に意外と人気があるのは「ステップワゴン」。
広くもなく狭くもなくそこそこな感じで、バイク1台積みなら楽々OK。2台積みもやって出来ないことはない模様。
家庭的な使い方をしながら、休みの日だけトランポ使用というのも出来るみたい。
元来が乗用車的仕様なので足回りのヘタリは早いかもしれませんが、意外とオールマイティに使えるようで、ノアやセレナもこの種類に入るかも。

 

さらに成せば何とかなるのが「ファンカーゴ」。
意外と室内が広く、セカンドシートや助手席を外せば、小さなバイクは乗せられる模様。でもとにかく積載作業が面倒そうなので、時間と労力を厭わぬ人向きかも。

 

このほか、マイクロバスやトラック、トレーラー、ピックアップなど色々あるようですが、最強ではないかと言われているのが「軽トラック」。
自由な荷室で天井がないので何でもOK。V-MAXやW650も余裕で積めるし、オフ車だと2台積みもOK。
ドロで汚しても水洗いが出来るし、維持費がとても安いです。
今や国際A級ライダーからバイク屋さんまで使っています。
でも欠点は運転席が狭いこと(リクライニング不可)と雨に弱いことなんです。
こうして色々考えると、自分にとっては「軽の1ボックス」が最強のトランポに成り得るのではないかという結論に達することになりました。
一般的に軽自動車の場合は、室内が狭い、エンジンがうるさい、エアコンがきかない、シートが悪い、サスがくそすぎ等々・・・いろいろ言われていますが、そもそも軽自動車のトランポにそんなに多くを求めすぎてもどうなのか・・・という疑問が湧きます。
ただでさえ制約が多い軽自動車なのですから、その辺は最初からバッサリと切り捨てて、「トランポは安さと手軽さで選ぶものだ」という、ある程度割り切った考え方が必要なんです。
今私の持っているスズキ・エブリィは、税金がW650と同じ年間4千円でとってもリーズナブル。

 

そして私の調べた限り、1ボックスの軽自動車の「積載」に関しては、どんな車でも文句をいう点は見当たらないのです。
さらに調べれば調べるほど、オン・オフを問わず、全国的に軽トランポを利用しているライダーがめっちゃ多いことにビックリしてしまいました。
以下、筆者の独断と偏見によるリーズナブルで手軽な軽トランポについて考察してみます・・・でも責任は一切持てませんのであしからず!(次回に続く)

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