スプロケット交換+α編!

整備・改造・オプション
いつものごとく時は数日前に遡ります。
突然ですがXCシリーズに参戦することになったので、プロジェクトW!の中では1,000㎞ほど走って慣らしを終えてから実行しようと考えていたWR250Rのスプロケット交換を繰り上げて実行することにしました。

< WR250Rのスプロケット交換! >

標準状態でも問題ないのかなぁ・・・と思っていたWR250Rのギアレシオですが、浜練やウッズで実際に走ってみると、自分の速度ではやっぱりもう少し加速重視の方が乗りやすいのでは・・・という感じに変わってきているところでした。

そんな状況の中でレースに出ると決まったらユックリとはしていられません。
早速以前から用意してあったWR250R用のパーツをレースに備えて取り替えることにしました。
まず用意したのはフロントスプロケット。
WR250Rの純正スプロケットは13丁なのですが、丁数を一つ上げてサンスターの14丁にしました。

 

あまり話題にはなっていませんが、WR250Rのフロントスプロケットはチェーンが少し緩んだだけでトルクをかけると「ガッ・ガッ・ガッ」・・・・と空回りをします。
仲間の至君はTSEレースの上りの途中でこの空回りのために坂を登れずにコース脇に突っ込んだとか・・・(>_<)
この現象は自分も浜厚真での初乗りの時に経験しました。
走っている間にアクセルを捻ったとたんに「ガッ・ガッ・ガッ」といい出したので一体何が起きたのか・・・?とビックリしましたが、お師匠さん曰くこれがWR250Rの欠陥なんだよねと一言。
どうやら改善策はフロントのスプロケットを大きくするしかないことのよう。
自分としてはWR250Rの足回りを加速重視とするために、一つ小さめのフロントスプロケットで安く済ませようと思っていたのですが、この一件で断念せざるを得なくなりました。
フロントを1丁上げて高速重視になってしまったので、加速重視にするためにはリヤはもっと大きくする必要が出てきました。
標準スプロケット43丁のままでは小さすぎるので、色々検討した結果52丁まで上げることに。
これでギアレシオは標準比で3.3(43/13)が改装後は3.7(52/14)になります。
そこで今回選んだリアスプロケットは前から気になっていたサンスターのSTENZ(ステンズ)の登場です。
このスプロケットはステンレスなので、ピカピカ光って厚さも薄くてとても頼りない感じがするのですが、アルミ製に比べると硬質で何よりも廃泥性が良いとか・・・???

 

ギアの歯先を見るとノコギリの目のように歯先が左右に振られています。

 

スプロケットを前後とも交換したので当然チェーンも取り替える必要が出てきました。
当初EKチェーンのSXリングチェーンを狙っていたのですが、2万円と高価なのでモトクロス用の520MRDL6にしました。

 

<お師匠さんの登場! >

さていよいよ交換作業です。
ここでは当然、お師匠さんが登場します。
仲間と焼き鳥を食べに行く前の1時間を利用して、我が家の前で手際よく作業をやって貰いました。

まずは純正チェーンの切断からです。

 

次にリアタイヤを外します。

 

次に標準リアスプロケットを外します。

 

次にピカピカのSTENZを取り付けます。

 

次にフロントスプロケットも取り替えました。

 

最後に新しいチェーンを取り付けます。
硬くてなかなかチェーンが切れません。最後はサンダーでリングの頭を削って外しました。
流石にプロ。自分でやっていたら全然切れなくて今頃泣いていたかもしれません(T_T)

 

交換終了後のフロントスプロケットの感じは写真のとおりです。

 

リアのピカピカ銀のスプロケットにゴールドチェーンの色合いは若干いただけない気がしますが、機能重視なので良しとします(^_^;)

 

< ガソリンキャップのキーレス化! >

ついでに以前から面倒だと思っていたガソリンタンクのキャップをキーレスに改造します。
レース中で一刻を争っている中で、ガソリン補給時にいちいちメインキーを抜き差ししなければならないのはとても面倒です。
そこでキーが無くてもガソリンキャップを開け閉めできるようにしました。

これが普通の状態です。↓

 

2本のネジを外してとりあえずバラします。

 

キーを回すと出たり入ったりする黒いプラスティックの突起の部分を外して元に戻します。
これだけでキーが無くてもガソリンキャップを開け閉めできるようになります(^^)/

 

< ヘッドライトの取り外し! >

最後に少しでもフロント部分を軽くするためにヘッドライトを外すことにしました。
外したカプラーには砂や水が入らないようにビニール袋を被せておくことにしました。

 

そして事前に買ってあった純正のライトカウルに交換します。

 

さぁ、これでいよいよレース参戦準備が整いました。
・・・といっても準備が出来たのはマシンの方だけで心の準備はこれからですけど(^_^;)

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